内容説明
水玉、ストライプ、チェック、花柄、迷彩から、ペイズリー、イスラム文様、幾何学模様、フラクタルまで。それぞれの柄・文様・意匠の、意外で不思議なサイドストーリーで読むたのしい「模様の文化史」入門。
目次
模様について:ごく簡単な歴史とガイド
点と水玉
線と縞
四角と格子
曲線と花柄
枠組を超えたパターン:詩、図形、幾何学
著者等紹介
スチュアート,ジュード[スチュアート,ジュード] [Stewart,Jude]
ライター。『Slate』『The Believer』『Fast Company』など、さまざまな雑誌でデザイン&カルチャーについて執筆。『PRINT』の寄稿編集者であり、グラフィックデザイン団体「AIGA」のウェブサイトでデザインに関するブログを寄稿している
細谷由依子[ホソヤユイコ]
出版・映像翻訳者。ファッション誌『zyappu』(光琳社出版)編集部勤務中より数多くのインタビュー通訳、翻訳を手掛け、2000年以降はフリーランスとして出版翻訳、映像制作・翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
20
挫折。歴史以外は専門的すぎて訳がわからなくなる。2016/12/11
阿部義彦
17
私が贔屓にしているフィルムアート社の新刊です。変形判のお洒落な装丁、唯一横組なのが私にはキツかったです。内容は面白かったです、テキスタイルや意味論の序章があって本編は、点と水玉、線と縞、四角と格子、曲線と花柄、それ以外の枠組みを超えたパターン、以上です。でもその奥深い事、歴史や美術との繋がりも押さえてます。水玉では草間彌生に、他アンディ・ウォーホールや迷彩柄、ペイズリーにもこれでもかとばかりにトリビアが開陳されます。水玉模様は病気と不道徳の印だった、迷彩柄には虎、縞馬、蛙がある等など、美術ファンには是非!2016/09/10
ふう
11
「明日誰かに話したくなる模様のはなし」という副題がついてるが、情報量多すぎるし注釈が気になると必然的に色んなトコに飛ばざるを得ないため、なかなか普通に読み進めることができず、ページを行きつ戻りつようやく読了。まだ全然明日人に話せるほど整理できてないwがとにかく読みごたえはたっぷり。ただ模様のイラストだけにこだわらず、そのものズバリの画像があれば良かったかな(オサレ感は落ちるだろうけど)。2017/01/02
YJ
8
内容が濃かった。なんとなく流している模様にもそれぞれ歴史的経緯や主義主張が含まれているらしく、知っておくと確かに話のネタになるかも。ポルカドット。ダズル迷彩。カフィーヤ。フルール・ド・リス。2017/05/14
ミルチ
7
パッとみお洒落ですが、面白いような、ちょっと期待外れのような本でした。2020/09/25