内容説明
絵がうまくなりたい人、アニメや漫画のプロになりたい人、必読!「絵師の里」の創始者、アニメーター・リクノ氏がやさしく教える絵を描くための理論とテクニック、そのすべてを網羅した決定版!
目次
線画デザインとは何か
第1部 線画デザインの基礎(線を描く;空間を描く;キャラクターを描く)
第2部 空間の線画デザイン(アイレベルのデザイン;消失点のデザイン;パースのデザイン;レンズのデザイン)
第3部 動きの線画デザイン(アニメーションの基礎理論;動きを思考する;レイアウトの基礎理論)
著者等紹介
リクノ[リクノ]
専門学校卒業後、Production I.G新人採用試験に合格。同社で9年修行したのち独立。現在フリーアニメーター、イラストレーター、絵の講師、モバゲーのキャラクターデザインの仕事などをしている。東京コミュニケーションアート専門学校特別講師、東京テクノロジーコミュニケーション専門学校特別講師、東京デザインテクノロジーセンター専門学校特別講師、絵師の里勉強会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
38
「(アニ)メーターの画力は異常」とどなたかがおっしゃっていたが、それを実感できる本。著者のアニメーター・リクノ氏による理論に基づく線画講義といった趣き。二点透視までしか消失点がとれない私にはぶっちゃけ難しすぎた。三点消失まで学んだら出直したい。「すべてのものにはパースが存在する」という前提で話が進むので、パースや消失点、アイレベルを全く知らない人にはわかりにくいかもしれない。この本を熟読したら私にもすべてのパース線が見えるようになるだろうか。ところでめちゃ厚い本だが意外と軽くて使ってる紙が気になる。2016/03/18
HIDE
7
線画は線画のルールで描くのであって、デッサンのルールでやるべきではないってわかりました。2016/01/20
DecoponMAGI
3
素晴らしい良書です。私は著者のサイト「絵師の里」販売のこの本の原本をまず読んだのですが、これほどお世話になった本はないと言うくらい、何度も何度も読み返させて頂きました。万人に薦めたい、ヒトカク本に並ぶ漫画、アニメ絵の教科書だと確信しています。アニメーターの方がどのように実物を線画デザインに落とし込んでいるか、この本を読んで理解しました。また、広角、望遠レンズについての解説もあらゆる類書の中で最もわかりやすいものです。これについては図版も豊富な原本もお薦めしたいと思います。簡明直截にして最高の解説です。2015/06/30
moo
1
手元にほしいかも。それなりに色々デッサンとかの本を読んできたつもりでしたが、知らなかったことも多く、為になりました。速さ、効率を考えているところも実践的で嬉しい。2015/07/15
T
0
絵についてどこまで知っているかが重要。 また、一つのモノに対して、様々な角度や似ているけど種類が異なるものなど、転用できる技術を習得することが大切だと感じました。2021/05/30