イタリア人の拳銃ごっこ―マカロニ・ウェスタン物語

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845908226
  • NDC分類 778.237
  • Cコード C0074

内容説明

60年代に一大ブームを巻き起こしたイタリア製西部劇のすべて。

目次

ひと握りのドルの大いなる栄光
マカロニ・ウェスタンの曙光
ヨーロッパ・ウェスタンの勃興
黄金の二年
輝ける日々と晩鐘と
残酷の諸様相
誰でも泥棒になれる
マカロニ・ウェスタンの変容―七〇年代
銃弾と流血に賭けた男たち
西部劇の黄昏と終焉
沈む夕陽のその果てに

著者等紹介

二階堂卓也[ニカイドウタクヤ]
1947年生まれ。上智大学新聞学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
短く熱過ぎる時代の末は、「ライフ・イズ・ビューティフル」などに昇華。

c

0
「終わらないゾンビ映画」を着想とした原作から離れ、ドラマ版「ウォーキングデッド」はポストアポカリプスを描きつつ、アメリカの原風景=西部開拓時代の再現に主題が移っている。但し主人公は、ウィンチェスターを携えたビール腹の大男ではなく髭面の長身痩躯で、ロングバレルのハンドガンを愛用している。この本の表紙の左上の男がまさにそれ似。要はアメリカ製西部劇のアイコンであるジョン・ウェインではなく、クリント・イーストウッドのイメージなのである。或いはそこに、マカロニ同様「疑似西部劇」という意味が込められているのだろうか。2014/08/21

a.k.a.Jay-V

0
大興奮!cineasta,cinematografaro,peplumなどの違い(日本で言うなら黒沢、小津に対しての石井、鈴木などのプログラムピクチャー)などの解説やイタリアだけでなくスペイン産もフォローしてます。必読!2013/05/12

おとや

0
マカロニウエスタンの隆盛から衰退までコンパクトに纏められた1作。90年代の「熊のジョナサン」などにまで言及かあるのは嬉しい。他方で、筆者にはマカロニウエスタンは痛快活劇でなければならない、とする信念が強く、社会派要素の強い映画の評価が押し並べて低いのはひっかかる。2012/03/06

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