映画作家が自身を語る
孤高の騎士 クリント・イーストウッド―映画作家が自身を語る

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845908196
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

無情、寡黙、謎めいた優雅さ。「わたしは自分がなりたいと思った、そのとおりの人間だ」アメリカン・ドリームの実現者が明かす、不屈の映画人生。

目次

1 少年時代から俳優デビューまで(成功も失敗も、すべて私ひとりで引き受ける―『恐怖のメロディ』から『センチメンタル・アドベンチャー』まで(1984年11月)
作品そのものに語らせなければだめなんだ―『ペイルライダー』(1985年4月)
イデオローグとしてではなく、一市民として政治に関わっている―カーメル市長当選 映画から政治へ(1986年7月)
理想主義的なところのある夢が好きだ―『ハードブレイク・リッジ勝利の戦場』(1986年11月)
ジャズを通じて違う自分になれる―『バード』(1987年11月)
最後の西部劇としてうってつけのテーマ―『許されざる者』(1992年7月)
人生はお伽噺じゃない!―『パーフェクト・ワールド』1993年12月
セルジオ・レオーネ、ドン・シーゲル、その他の監督たち―『ホワイトハンター ブラックハート』1994年3月)
2 俳優イーストウッドの軌跡(真実は芸術と同じで、見る人のまなざしの中にしかない―『マディソン郡の橋』『真夜中のサバナ』(1998年1月)
わたしには新たなチャレンジが必要だ―『トゥルー・クライム』『スペース・カウボーイ』(1999年3月)
いつも犠牲者たちに魅せられてきた―『ミスティック・リバー』(2003年4月)
これは天使たちのいたずらにちがいない―『ミリオンダラー・ベイビー』(2005年2月)
わたしは運命だけに導かれて、ここまできた―『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』(2006年10月))

著者等紹介

ウィルソン,マイケル・ヘンリー[ウィルソン,マイケルヘンリー][Wilson,Michael Henry]
1946年パリ生まれのフランス人。1972年から「ポジティフ」に執筆し、同誌のアメリカ特派員となる

石原陽一郎[イシハラヨウイチロウ]
1962年生まれ。フランス文学、映像論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PALERIDER

1
ドル箱三部作やダーティ・ハリーシリーズなど俳優として大成功を収める傍ら、アカデミー監督賞の二度の受賞など監督としても名声を勝ち取っているクリント・イーストウッドの貴重なインタビュー集。 本書では主に監督業にフォーカスされているが、その作家性は俳優としてのイーストウッドの男性的なイメージとは裏腹に、善悪二元論に囚われず、旧来の英雄像の解体や社会システムの欺瞞をテーマにすることが多く、その思想や意図について本人の口から語られるため、興味深く読むことができた。 シーゲルやレオーネとの関係性も見どころ。2024/01/21

non

0
イーストウッドの監督作品に関するインタビューが主。古典的ハリウッド映画への言及などもあり、構図や演出などを思い返し、対照させながら読む楽しみがある一冊。個人的には、クリントンへの言及に思わず笑ってしまった。2012/09/18

オジ

0
こういう人がアメリカでの本当の保守っていうんだろうなー。それとも、保守と位置付けるのも失礼なのか。入植した時の人達で、宗教色を薄めるとこんな思想になると思う。2011/08/24

go

0
イーストウッドの性格や考え方がわかって面白かった。この後のインタビューもいつか本にまとめて欲しいな。チェンジリングとかグラン・トリノとか傑作だったし。2018/08/23

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