映画作家が自身を語る<br> デイヴィッド・リンチ―映画作家が自身を語る (改訂増補版)

映画作家が自身を語る
デイヴィッド・リンチ―映画作家が自身を語る (改訂増補版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845907083
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

「闇」を美しく射抜く鬼才の告白。『イレイザーヘッド』『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』決定的集成。

目次

1 1946~1976(ユーモアと恐怖に満ちた子供のころ;反抗心をもったアートスクール時代『アルファベット』『グランドマザー』;僕は自分自身を見つめ続ける『イレイザーヘッド』『切断手術を受けた人』)
2 1977~1988(君を監督に採用する、とメル・ブルックスは言った『エレファント・マン』;僕にはファイナル・カットの権利がなかった『砂の惑星』;美しい映画の地獄『ブルー・ベルベット』)
3 1989~(湖の岸辺に打ち上げられた死体のイメージ『ツイン・ピークス』『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』;『オズの魔法使』に似た過激なラヴストーリー『ワイルド・アット・ハート』;二十一世紀のノワール・ホラー『ロスト・ハイウェイ』;時速八キロのトラクターが未知の領域へ向かう『ストレイト・ストーリー』;夢から目覚めたドリームガールの死『マルホランド・ドライブ』)

著者等紹介

ロドリー,クリス[ロドリー,クリス][Rodley,Chris]
インディペンデント・プロデューサー、監督、ライター。1983年以来、BBCで映画に関する数多くのドキュメンタリーを製作してきた

廣木明子[ヒロキアキコ]
翻訳者。立命館大学文学部英米文学専攻卒。立教大学文学部フランス文学博士前期課程修了

菊池淳子[キクチジュンコ]
翻訳者。早稲田大学教育学部国語国文科卒業、同大学院教育学研究科英語教育専攻修士課程修了。カナダ・トロント大学大学院演劇科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misui

4
生い立ちからマルホランド・ドライブまでをインタビュー形式で。芯の芯までアーティスト気質で感覚と運を重視しているのがわかる。「でも、結局のところ、核になっている感覚は、闇と混乱のうちにある人生だろうな。僕は確かにそこにいる。闇と混乱の中でさまよっているんだ。」当然ながらネタバレありなので一通り作品を観てからどうぞ。2014/10/06

たこ

3
監督自身が自分の作った作品の『意図』を言いたくないらしく、作品に対するハッキリとした説明は無い(もちろん熱心に聞き出そうとしているが上手く煙に巻かれている)。しかしそのヒント(答え?)となるような、彼の人生観や物事に対する考え方、そして自身の妄想癖などは大いに語っている。多分ここから勝手に意図を読み取ってくれ見たいな感じなんだろうか?とりあえず、自分が一番知りたかったリンチの頭の中身を垣間見られることが出来たので満足。2016/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/260566
  • ご注意事項

最近チェックした商品