内容説明
NYの犯罪地帯、カンボジアの難民区、奥多摩の老人駆け込み寺…現場30年のキャリアが培った、実践的撮影術。
目次
第1章 ドキュメンタリーとは何か?―リアリティ構成法について
第2章 調査から撮影まで―現場の情報が生命である
第3章 心の内面の映像化―言葉で表現できないものを撮る
第4章 ポストプロダクション―確固としたイメージをもつこと
第5章 演出について―自分(演出家)を裸にすること
第6章 “やらせ”について―無理なドラマ化は敗北である
第7章 現場で要求されること―信頼、態度、語学力について
第8章 危機管理のこと―限られた条件のなかで工夫すること
第9章 IT時代の映像―常に問題はコンテンツにある
著者等紹介
横田安正[ヨコタアンセイ]
1938年福島県生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒。1962年フジテレビ入社。ドラマ『三匹の侍』『若者たち』『眠狂四郎』などのADを務める。主に五社英雄監督に師事。1968年時代劇『眠狂四郎』で監督デビュー、その後『女系家族』『死の接吻』などを監督。1971年報道局ドキュメンタリー班に転任、一〇〇本をこえるドキュメンタリーを演出。1984年ドラマ班に復帰、『オレゴンから愛』を監督。ドキュメンタリーの演出も続行した。1996、1997年、NHK教育番組国際コンクールの日本代表ジャッジを務めた。受賞歴、1976年ABU(アジア放送連合)特別奨励賞ドキュメンタリー『BANZAI WITHOUT ARMS小野田少尉の帰還』。1977年富士フィルム特別賞ドキュメンタリー『琵琶法師 阿武隈に吠える』。1980年日本テレビ愛好家協会賞ドキュメンタリー『飛べ!愛しの大五郎』
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感想・レビュー
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