目次
遺文・小津安二郎(丸の内点景;車中も亦愉し;ここが楢山「母を語る」)
小津とその家族・その遺品(出演者;交流;遺品)
回想(斎藤良輔(脚本)
川又昴(撮影))
小津安二郎・現存37作品紹介(若き日;和製喧嘩友達 ほか)
感想・レビュー
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匠
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現存する小津監督作品、『若き日』(1929年)から『秋刀魚の味』(1962年)までの36作品の紹介と遺文、遺品、など写真とともに振り返り、小津作品によく出演していた俳優達についても書かれている。日本の古い映画にはまった頃手に入れた本なのだが、その当時は毎週何本もレンタルしては返すといったことを繰り返していたせいか、かなりの本数観ていたにも関わらず隅々を覚えているかというとけっこう曖昧なのだ。あらためて本書を読んで、小津作品をはじめとする昭和の日本映画を、もう一度じっくり鑑賞したいと思った。 2014/04/19