内容説明
家族主義は日本の生き方だ。欧米の物まねでは矛盾が出る。―東北アジアを知り尽くす碩学が、日本の伝統的家族観を「儒教文化的家族主義」と「キリスト教文化的個人主義」の激突から解説する目からウロコの日本論。
目次
第一章 儒教的仏教そして仏教的儒教
第二章 出家と在家と
第三章 “老い”の悲しみと生きる気力と
第四章 儒教に学ぶ“父性の復権”
第五章 “現代の夫婦別姓論”批判
第六章 “散骨する自然葬”批判
第七章 仏壇の復権―家族の求心力として
第八章 不自由な教育・自由な教育
著者等紹介
加地伸行[カジノブユキ]
昭和35年、京都大学文学部卒業。高野山大学・名古屋大学・大阪大学・同志社大学・立命館大学を歴任。現在、大阪大学名誉教授。文学博士。中国哲学史・中国古典学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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