内容説明
感動とは、新しい意味の生産である!最新映画学の現在形。
目次
序 映画学とは何か
第1部 映画のポイエーシス(ジャンピング・スプラッシュ―プールと映画の文化史;風のような女たち―女優頌)
第2部 美しい日本映画の方へ(映画はミディアム・クールである―五所平之助論の余白に;視線の集中砲火―溝口健二論の余白に ほか)
第3部 映画のディアスポラ(ユダヤ、映画、イスラエル―アモス・ギタイ論の余白に;映画、歴史、不可知論―アンドレイ・タルコフスキー論の余白に ほか)
著者等紹介
加藤幹郎[カトウミキロウ]
映画批評家。1957年、長崎市生まれ。1990‐92年、カリフォルニア大学バークリー校、UCLA、ニューヨーク大学フルブライト客員研究員。1996年より電子映画ジャーナルCineMagaziNet!編集委員。1997年より京都映画祭企画委員(隔年開催)。2000年より『映像学』(日本映像学会)編集委員長。現在、京都大学総合人間学部・同大学院人間環境学研究科助教授
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