内容説明
シルバースカル大会で優勝を手にし、“月の島”へ戻ったボリスは、栄誉ある爵位を与えられる。周囲から注がれる期待と嫉妬に苦悩するボリス。―「今度はどこへ行けばいいのか」。そんな時、ボリスは、伝説の“いにしえの王国”と“月の島”を繋ぐ隠された真実を知ることとなり―。
著者等紹介
ジョンミンヒ[ジョンミンヒ]
全民熙。建国大学政治外交科を卒業し、韓国民族芸術人総連合の研究員を経て、1999年、400万というパソコン通信史上最高の照会数を達成した「歳月の石」を発表した。そして、次に発表した「ルーンの子供たち」シリーズは、オンラインゲーム「テイルズウィーバー」として開発され、大きな話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蘭
1
島から追放されるボリス、知っていたこととはいえ、ナウプリオンの嘘が切ない。2016/07/01
カフェオレ
0
大陸から島へ戻ってきたボリスとイソレット。しかし二人の関係がなぜかよそよそしいものだった。島の人の悪意、文化に馴染めず、また大切だと思うものに対してどちらかを選択できないボリスは苦悩の日々を過ごしていく。そしてある事件をきっかけにボリスは島から追放される道を選び再び大陸へ今度は一人で行くことに。このときのナウプリオンのボリスを温かく見送る姿、心情、イソレットともすれ違ったままの別れ。ここまで苦しくても耐え強く生きる主人公はそうはいないよ。最後までボリスの姿を見届けます!2013/08/06
無銘
0
ようやく色々なものがうまくいくと思いきや、島の人間の悪意や傲慢で結局破壊される平穏。この島の文化は最後まで受け入れ難いものがあった。イソレットとはうまくいって欲しいがどうなるのやら。それにしてもボリスの表紙率高いな。2011/10/09
薄荷飴
0
シルバースカル大会で勝利したボリスですが、彼の苦難は続くようです。ラストにかけてのシーンは非常によかったです。次巻で最終回ということで、ボリスがウィンタラーに対してどのような回答を出すのか楽しみです。2011/09/16
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