内容説明
脚本家ほど素敵な商売はない!?ドラマの構造、登場人物の構築、会話の研鑽、観客の誘導など、プロのライターが必要とするミニマムな知識と技術、考え方を徹底レッスン。絶対に役立つシナリオ読本。
目次
1 ドラマは葛藤である
2 観客を満足させること
3 スクリーンのストーリーの要素
4 スクリーンの登場人物
5 スクリーンの文脈
6 スクリーンのジャンル
7 脚本執筆のスタイル
8 熱心に励む―脚本を書くということ
9 脚本書きというビジネス
著者等紹介
ヒックス,ニール・D.[Hicks,Neill D.]
アメリカ政府機関のトップ・シークレットの(当時からは、存在を否定されているものの)仕事をしたあとで、当然のごとくスリラーとアクション・アドヴェンチャー映画ならびに長編のテレビを専門とする脚本家になった。1996年同時期にナンバーワンのヒットとなった2本の作品の成功に貢献した。アメリカでのナンバーワン「レッド・ブロンクス」と、アジアのナンバーワン「ファイナル・プロジェクト」である。他のハリウッドで脚本のクレディットを得た作品としては、「悪女のシナリオ」「偽りのプロフィール」がある。近年、ヨーロッパのフィルムメイカーたちと仕事をしており、スカンジナヴィアの監督ポール・アンダス=シンマと“Ministern”を作ったほか“Ice Frontier”が現在スウェーデンでプリ・プロダクションの段階にある。舞台の演出家としての仕事も幅広く、「ミカド」や「じゃじゃ馬ならし」などを手掛けている。UCLAのエクステンションのライターズ・プログラムの上級講師をつとめており、ここで傑出した講師として表彰されている。また、ノースウェスタン大学、ウィスコンシン大学、デンヴァー大学、カリフォルニア州立大学、カナディアン・フィルム・アンド・テレビ・インスティテュートなどでも講座を担当し、ノルウェーの映画研究センターのアドバイザーでもある
浜口幸一[ハマグチコウイチ]
1959年生まれ。早稲田大学ならびにニューヨーク大学の大学院修士課程修了。アメリカ映画史専攻。「キネマ旬報」のワールド・リポート/USAの執筆担当を’88年以来継続中。訳書に「キューブリック」(共訳)、「アカデミー賞全史」、「シネマティック・バンパイア」(監訳)、「フランク・キャプラ自伝 私の名を冠した映画」、編著に「現代映画作家を知る17の〈方法〉」、「〈逆引き〉世界映画史!」などがある
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