内容説明
『ケス』『レイニング・ストーンズ』『レディバード・レディバード』…人々への厳しさとあたたかさをもったリアルなまなざし。映画のアクティヴィストの全証言。
目次
戦争、弁護士志望から演劇へ―『Zカーズ』シリーズ、『ある若者の日記』
普通のテレビドラマは、決して作らない―『アップ・ザ・ジャンクション』『ザ・カミング・アウト・パーティ』『キャシー・カム・ホーム』『イン・トゥー・マインズ』『ザ・ゴールデン・ヴィジョン』『ザ・ビック・フレイム』『ザ・ランク・アンド・ファイル』
光を民主主義的に当てる映画を撮りたい―『夜空に星のあるように』『ケス』『家庭生活』『希望の日々』『石炭の値段』『ブラック・ジャック』『狩場の管理人』『まなざしと微笑み』『祖国』
私にとって最悪だった検閲の時代―『イン・ブラック・アンド・ホワイト』『クエスションズ・オブ・リーダーシップ』『君はどっち側なんだ?』『ピケをこえなかった男たち―リバプール港湾労働者の闘い』
命がけで戦いの映画を撮り続ける決意―『隠された議題』『リフ・ラフ』『レイニング・ストーンズ』『レディバード・レディバード』『大地と自由』『カルラの歌』『マイ・ネーム・イズ・ジョー』
観客と映画を結ぶ人間性を求めて
著者等紹介
フラー,グレアム[Fuller,Graham]
ニューヨークの「インタヴュー」誌の責任編集者、または週1回放映される公共テレビ番組「シネマ」の共同司会者としての活躍。「ニューヨークタイムズ」紙、「オブザーバー」誌、「ガーディアン」紙、「ヴィレッシ・ヴォイス」誌、「サン・アンド・サイト」誌、「フィルム・コメント」誌などに映画評論を執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。