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出版社内容情報
フル水彩&フルアナログ作画、原画総枚数700枚、執筆5年に及ぶ破格の超大作!!
2034年・東京……世界規模の異常気象や苛烈さを増す軍拡競争により時代の閉塞感はいよいよ高まりつつあった。
そんな中、眠ったまま目が覚めなくなる原因不明の難病が猛威を振るいはじめる。東京に住むごく普通のサラリーマン・一条はある昏睡病患者との出会いを通して、人々を連れ去り生きる力を奪う「夢の世界」の存在を知り……
美しくも冷酷な「夢の世界」に挑む壮大なる冒険ファンタジー!!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
フルカラー、しかもフルアナログでの作画。今の時代だからこそ意義のある、そして価値のある執筆方法。その心意気が、画にも、物語にも如実に表れている。夢の中に入って世界を救うという展開も、どこか古典的で、だからこそこの執筆方法とマッチしているし、だからこそ胸に響いてもくる。上中下巻という大ボリュームも頼もしい。なんとも心躍らせる漫画だ。2025/10/11
s_s
4
本作の単行本が無事に刊行されていること自体「夢」なのではないかと疑ってしまうほど嬉しい。『サザンと彗星の少女』以来となる新刊であるが、今回もフルカラーかつ彩色作業まで含めて全て手作業という、作者の気概とこだわりが窺い知れる出来となっている。前作の「宇宙」よりも広大で無限の可能性を秘めている「夢の世界」を舞台として、まさしく夢のように自由でのびのびとした描写が目を引く。予測不可能な展開は、それでも読者を置き去りにすることなく、懐かしさを感じる彩色具合も相まって、最後まで期待して読み進めたい作品となっている。2025/07/31
aki(漫画スキー)
2
「サザンと〜」でファンになった作者さんの最新刊。サザンは定期的に思い出して新作チェックしてたので待望。今作もボーイミーツガール×SFでそのSF具合がちょうど良い。SFすぎるもの、ファンタジーすぎるものに抵抗がある人って多いと思うのよね、知らんけど。そしてこの 物語にも絵にも熱が込められていて更に勢いがある感じがよい。勢いがないと重たくなりそう。今作は上中下の発巻予定なので完結までにもうひとつふたつ展開があるてことよね、楽しみ!2025/08/16