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出版社内容情報
二人の日常が、漫画表現の最前線。
トーチweb誌上を7年に渡って彩ってきた、
不可思議な日常を描く69本の実験的ショートショート。
二人が切り開く時空の旅は、漫画表現の実験場だった。
なつめとみやび、二人の日常は時間も空間も超えたあらゆる“いつか”に偏在する。
多彩な漫画表現を駆動しながら描かれるのは、中学生、パンクロッカー、車の営業、CA、俳優、異世界、忍者、タイムスリップ……マルチバースさながらの多様な世界。笑い、恐怖、感動、切なさが折り重なり飛行していく文学はなぜか爽やか。
あらゆる“いつか”を横断していく変幻自在の空飛ぶ文学。
7年の歴史の集大成となる、片手サイズの大ボリューム決定版。
「昨日の通学路から1万年後のあの子の家まで自在に遊泳する爽快な一冊!」
衿沢世衣子(漫画家)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chacha子
6
面白かった。こういう一瞬あるよな、という他者を介してのデジャブを経験した。そして、つげ義春を感じさせる少し不思議な異世界へのワープにわくわくした。絵も可愛いし、お話も良いので次作に期待。2023/11/22
緑虫@漫画
1
★☆ これは正直きつかった。トーチコミックス間口広すぎんよ2023/12/09
たけのこ
1
トーチWEBでの連載なんですね。これを7年連載して単行本の形にしたことはあっぱれです。多くても数ページまでの短編。主役キャラは一応いるものの、まったく出てこない話とか、絵柄からしてまったく違う話までバリュエーションは様々。あえて言えばシュールよりかな。2023/10/22
にしざわ
0
二人の女の子が主人公のようで、彼女らの通学路や放課後の風景を中心に、ときに時間も空間も画風も飛び越えてゆき、語り手さえも軽やかに変化し、それぞれの話がゆるやかな連なりを持っている気持ちのいいテンションのなかで進んでいく。日常をおもしろがる眼差しが全体に貫かれていて、ひとつひとつにはオチも展開もないような話を、日記のようなものだと思って読むととてもいい。奇想っぽい短編というのは、日記の裏返しのような気がしてくる。奇想そのものが日常全体を高く浮かび上がらせるのかもしれない。2024/01/23
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