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出版社内容情報
【センゴクから関ヶ原へ】単行本第②巻!
万が一にも大乱が起こらぬよう、唐入りした将兵たちの撤退に全力を注ぐ石田三成。万が一大乱が起こった場合に備え、人脈作りに勤しむ徳川家康。新しき時代の能吏と古き時代の戦国大名が火花を散らす政治の戦いで、主導権を握るのは誰だ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
21
「怖さってのは、まんま政の才なのさ」、他の新書でも「老獪を以て目せらるるは、家康は成功した人であるからだ。」渋沢栄一の言葉。石田三成にも、その才が醸し出されているが、家康の方が一枚上手。本多正信もいるし、今川義元、織田信長、豊臣秀吉と苦渋を飲まされてきた家康にはかなわない。渡海派、前田利家の死による不均衡などなど、うまく味方を増やしていく。次巻が楽しみ。江戸城の再建など、家康の評価が高まっている。大河ドラマ「どうする家康」の影響って大きい。ここ1年、家康関連の本を読むことが多い。2023/11/18
purupuru555
6
家康を中心に各人の駆け引きが展開される。戦国大名とはここまでしたたかだったのか。三成だけが感情が見えてこない。そこが人間味がない所と言えるかもしれないが、理想に突っ走るのも人間らしさのひとつと言えなくもない。各人の心理については史料から窺える面もあるかもしれないが、ここまで生々しく描く作者の力量には驚くしかない。2024/09/13
Mr.deep
6
家康と三成の大人物ぶりが実に魅力的。東軍のMVPコンビもついに登場してこれからどうなるか楽しみ楽しみ2023/10/29
トシヒーロー
2
やはり関ヶ原に向けてのこの辺りの家康、三成の攻防、駆け引きは、ワクワクして面白い。前田利家の死去から色々と動き出すが世代交代時に変化が起こるのだろう。もし、家康が長生きしてなければ、治部石田三成の世の中だっだのだろうか?最近は三成がカッコよく描かれるものが多いような気がする。司馬遼太郎の関ヶ原を思い出す。2023/11/18
レフ
1
ブクオフ100円棚2024/12/09