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出版社内容情報
【センゴクから関ヶ原へ】単行本第②巻!
万が一にも大乱が起こらぬよう、唐入りした将兵たちの撤退に全力を注ぐ石田三成。万が一大乱が起こった場合に備え、人脈作りに勤しむ徳川家康。新しき時代の能吏と古き時代の戦国大名が火花を散らす政治の戦いで、主導権を握るのは誰だ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
35
前の巻では徳川家康がピンチに陥り、どうする家康状態であった。真田丸では宴会で人が集まることが家康の人望を示していた。ところが、ここでは石田三成が働いているのに宴会をしていると呆れられた。 家康と三成を逆転させたのが七将襲撃事件である。家康が糸を引いていたとする説もあるが、暴発であった。三成と性格が合わない、三成が憎いというよりも、朝鮮出兵という無益な戦で疲弊したことによる切羽詰まった動きであった。 2023/11/03
のぶのぶ
20
「怖さってのは、まんま政の才なのさ」、他の新書でも「老獪を以て目せらるるは、家康は成功した人であるからだ。」渋沢栄一の言葉。石田三成にも、その才が醸し出されているが、家康の方が一枚上手。本多正信もいるし、今川義元、織田信長、豊臣秀吉と苦渋を飲まされてきた家康にはかなわない。渡海派、前田利家の死による不均衡などなど、うまく味方を増やしていく。次巻が楽しみ。江戸城の再建など、家康の評価が高まっている。大河ドラマ「どうする家康」の影響って大きい。ここ1年、家康関連の本を読むことが多い。2023/11/18
はるわか
8
大義を破るのは勝ち戦に於いてのみ/正しさのみでは世を治むる事能わす/"怖さ"ってまんま"政の才"なのさ/政局はまたさらに混迷を極める。ある者は束の間の至福を味わい、またある者は雌伏の時を過ごしつつ。2024/01/03
Mr.deep
6
家康と三成の大人物ぶりが実に魅力的。東軍のMVPコンビもついに登場してこれからどうなるか楽しみ楽しみ2023/10/29
トシヒーロー
1
やはり関ヶ原に向けてのこの辺りの家康、三成の攻防、駆け引きは、ワクワクして面白い。前田利家の死去から色々と動き出すが世代交代時に変化が起こるのだろう。もし、家康が長生きしてなければ、治部石田三成の世の中だっだのだろうか?最近は三成がカッコよく描かれるものが多いような気がする。司馬遼太郎の関ヶ原を思い出す。2023/11/18