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出版社内容情報
1059万部突破の大長編歴史絵巻『センゴク』に続く新たなる〝戦国〟!
なぜ〝関ヶ原の戦い〟は起こってしまったのか?
豊臣秀吉が遺した負の遺産「朝鮮出兵」の後始末により勃発する「大乱」の危機。五大老筆頭・徳川家康も五奉行筆頭・石田三成も、乱世の再来を阻止しようと各々の立場で奔走する。しかし、これがやがて天下を二分する「大乱」へと繋がっていく…。大ヒット作『センゴク』の宮下英樹が満を持して贈る、戦国最大の「政治の戦い」を描く荘厳なる歴史大河ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
37
『センゴク』の漫画家の作品。『センゴク権兵衛』最終巻では関ケ原の合戦は駆け足で終わった。仙石秀久が関わっていないから簡略化したと説明することはできるが、『センゴク』シリーズでは賤ケ岳の合戦など仙石秀久が関係しない出来事も詳しく描くことをしていた。関ヶ原の合戦は別の作品で描くつもりだったのだろう。 2023/05/14
のぶのぶ
26
徳川家康も何から何まで、うまくいっていたわけではないようだ。三成の段取り力は半端ない。やはり何事も汗をかく、泥をかぶる人でないと評価は上がらない。三成もすごい人ではある。また、年齢を重ねてくると経験の差は大きくどうしても「馬鹿者」と言いたくなる気持ちもある。言ってしまって不評を買うよりは、、、という思いもある。駆け引きが細かく描かれているので、今後も楽しみである。行きつけ本屋に現物があるのはうれしいもの。2023/05/14
如水
17
同作者、『センゴクシリーズ』ではサラッと流された内容を出版社を変え執筆(継続中)。話は秀吉死去からスタート。本巻は五奉行筆頭である石田三成と五大老筆頭である徳川家康のバチバチバトルが水面下で…と言う内容では無く、直近の問題で有る「朝鮮出兵に出ている大名を如何に引き上げさせるか?」に焦点が。確かに二人の確執が日本全土を巻き込んだ大乱となった訳ですが、その経緯を詳細に今後も描いてくれるだろう…と言うのが良く分かる内容。それにしても家康…この時期にそれをやっちゃぁ~そ~思わるだろぅ…と言う内容でした💦2024/04/23
purupuru555
12
「センゴク」シリーズの作者の新作。秀吉死去の直後からスタート。家康vs.三成を主軸に関ヶ原の合戦の後処理までが描かれるのだろう。秀吉亡きあとは家康が事実上トップとはいえ、思い通りになるわけではない。他の作品では家康が三成を手玉に取るかのような描写もあったが、本作品では家康も悩んでいる。でも、やはり傲慢さも見え隠れする。まずは前哨戦としての挑戦からの撤退。ついで家康・政宗間の縁組み。結果としての勝敗はわかっているものの、2人がどのように悩みながらラストに辿り着くのか、周りの人々がどのように関わってくるのか。2023/05/07
キョートマン
9
家康ってもっと狡猾なイメージがあったけど、割とピンチに陥りまくってるな。ここからどうやって巻き返すんだ。2023/05/03