感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
11
ガロ系の作品。 詩的で劇画的なもの。 ちょっとした思いつきのようなものから、構成に気を使ったと思しきものまで、長短様々な短篇。 景色を使って情感を描く。 その感じは懐かしい。到底コロナ禍の作品とは思えない。2024/04/13
kanon
6
特に「野豚物語」、ぶっ刺さるものがある。「多重露光」の”無邪気で・狡猾で・残酷で”の部分何が描かれていたのか気になる。ただの現実だろうけど。2021/11/08
鉄路のほとり
3
同作者の「電話・睡眠・音楽」のほうが第一作としてやりたかった衝動を出し尽くしたような衝撃感があるが、こちらはよりまとまった作品群になっている。2023/08/28
kentaro mori
1
⚫︎あんたは圧倒的に抑圧されている/自覚して!!//権力は決してわれわれの中に偏在しているんじゃないのよ//権力の中心は思いもよらぬ場所にあるはず/構造を撃て!!⚫︎私はイライラした/むかしと違うはずの風景は/たしかにそこに再現されており/記憶は、眼前の景色と二重写しになる/それを撮影し/絵にする過程で/過去の風景の細部は現在の風景の細部にすり替わる/記憶は「捏造」される/この漫画ができることでかつての記憶は巧妙に別の何かにすり替わる/また「捏造」される/捏造され、/捏造され、/喪失する2025/08/14
たけのこ
1
トーチって感じですか。いくつかの短編が収録されているので、かなりアートっぽいものからホラーっぽいものまで様々。この最後のホラー2つは結構好きでした! やはり私はフォビアっぽいもの、そこから妄想に取りつかれるというテーマに愛着(? があるようです。2022/01/07
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