- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(小中学生)
- > 少女(小中学生)その他
出版社内容情報
『メタモルフォーゼの縁側』が好評の鶴谷香央理最新作は、現代女子のお一人さま物語。最終話を含む24ページ描き下ろし作品収録。『メタモルフォーゼの縁側』が好評の鶴谷香央理最新作は、現代女子のお一人さま物語。最終話を含む24ページ描き下ろし作品収録。
鶴谷香央理[ツルタニカオリ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
37
「あなたは基本、否定から入るよね。で、たいてい後から何でも受け入れる」。知人の家主のご好意で大井町付近の大きな邸宅に住むイラストレーターの吉田めぐみ。かつての先輩で今は引きこもりの「洞窟さん」に促されるままに、最適だという近隣での釣りをする事になった彼女の、少しずつ変化していく日々を描く連作短編集。「メタモルフォーゼの縁側」作者の新作。一話辺りが数ページで短い為にスラスラと読める。飾り気のない絵柄で、取り立てて大きな物語らしい物語は無いに等しいけれど、それでもグイグイと読ませる佳作(以下コメ欄に余談)。2018/11/13
ちぇしゃ
15
思った以上に良かった。日常の中にたくさんある「これじゃない感」の中から、夢中になれるものを見出すのもひとつの才能だと思う。わたくしはその才能には今一つ恵まれていなくて主人公の様子に強く共感してしまった。たくさんのコレジャナイの中で、それでも緩やかに夢中になれなかったとしても自分の中の「好きだ」というささやかな気持ちを大事にしなきゃと気づかせてくれた漫画。日々の生活でのとても小さな違和感がたくさん集まってしまいがち。ごく小さな「好きだ」という自分の感情に素直でいよう。地味だけどじわじわとくる良作です2019/07/30
緋莢
13
『メタモルフォーゼの縁側』著者の作品。イラストレーターの吉田めぐみは、筋金入りのインドア派。海外在住の親戚がタダで住んでいい、という事から大井競馬場前駅近くの家に引っ越したところ、「アナタの今の家は釣りをするのに最高の環境では?」というメッセージをきっかけに釣りを始めます。1話6ページで、最初はえっ、そこで終わり!?と戸惑うことも多かったです。表紙からファンタジーっぽい話かな?と思ったのですが、普通の釣りマンガでした(続く 2018/12/09
akihiko810/アカウント移行中
9
古本漫画。ソーシャルゲームのキャラクターデザインをしている主人公は、筋金入りのインドア派女子。ふとしたきっかけではじめた釣りを通して、少しずつ日常が変わっていく……。 「メタモルフォーゼの縁側」作者の釣り短編集 自分は「メタモルフォーゼ~」の方が好きだが、釣り女子(ガチ勢ではない)のほっとするひと時が心地よい。6.5/10点2020/05/26
panda
7
食わず嫌いなだけで、やってみたら思ってたよりも釣りが楽しくて、じわじわとはまっていくOLをシュールに描いた漫画。ものすごくシュールで、日常を描いてるので、めちゃくちゃほのぼのしてる。個人的には、たぬきのおじさんが気になる。2020/01/09