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出版社内容情報
モンゴル帝国軍に包囲された中世ペルシャの小都市ビジャ。何とか持ちこたえつつも、王位継承者争いが勃発し…空前の大陸歴史ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
20
ラジンの父フレグによりバグダードは陥落、オッド姫の父ハマダン王は拘束され、「知恵の館」焼き討ちに涙する宰相ジファル。彼のジキルハイド的振れ幅が何気にストーリーの良いアクセントになっていて面白い。オッドの兄ヤヴェ王子はいわゆるドラ息子、ビジャロマ会議で王位に就けぬと知るや妹を誘拐させるほどのクズっぷり。第二の墨者モズは無類の匂いフェチで、靴の残り香から姫の行方を文字通り嗅ぎ当てる変態もとい能力者。ラジンは従妹クトゥルンにあっさり捕われ、物語は更に混迷の彼方へ。あとヒバァと墨蝗のコンビがいい味出してる。2023/02/25
Dash-Checker
17
敵味方ともに内憂の巻。やはり宰相ジファルのキャラが面白すぎ。悪人になりきれない男の選択が最高。4巻以降は女同士の戦いになりそうな雰囲気…2023/02/13
JACK
15
☆ 1258年、小国ビジャを陥落させるべく2万の兵を率いてきた蒙古軍のラジン。ビジャの王女オッドは困った者を助ける「墨者」ブブの協力を得て生き延びる道を探る。そこにビジャ内部の権力闘争が勃発し、内憂外患の状態に。果たしてオッドはこの窮地を抜け出すことが出来るのか。オッドと兄であるヤヴェ王子との確執、オッドの先祖に対する怨恨、蒙古軍の「ハーン」を巡る争いなど、様々なエピソードが描かれて物語が深みを増していきます。オッドの未来が気になります。2023/02/23
わーぷ
7
悪役に徹しきれないジファルが何だか魅力的な人物に見えてきました。モンゴル側にも女傑クトゥルンが登場してますます続きが楽しみ。名無しの正体はカイドゥかな?2023/02/21
毎日が日曜日
7
★★★★2023/02/20
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