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出版社内容情報
意志強ナツ子[イシツヨナツコ]
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三柴ゆよし
8
十ほど歳の離れた人に借りた。他人とはちがう私の存在を切望し、自意識の底なし沼にはまった少女たちが、それでもなお、他者とのつながりを求めて輪舞する。同世代の空疎なことばを厭悪する彼女たちは、畢竟、ねじれた性の実践をとおして他者とのつながりを持たざるを得ないが、そうしたねじれもまた最後にはひとつの凡庸として陳列されてしまうところに批評性がある。ここに描かれた彼女たちの焦燥感、切実さはあまりに生々しく痛々しく、救済か絶望かという二項対立に容易におさまるものではない。現代的で、且つ普遍的な作品を書いていると思う。2019/08/09
うさぎや
5
なんというかえぐいな……まこちゃん先生が一番好きかもしれない。2017/05/13
アイカワ
5
この漫画の女の子たちの様な感情はちょっと前に通り過ぎてるんだけど、唯一表題の女の子だけがラスト一つ上の認識に行ってる気がしてる。2017/02/15
ぷほは
5
作者名に「マン臭キツ子」と同じ不穏さを感じつつも、チェコ国立芸術アカデミー卒という帯文句に釣られ。さてどうだろう、自意識の迷走と暴走具合を描く分には90年代的と片付けられそうな感じではあるが、それが簡単に性をめぐる快楽へと横滑りしていく様が作家性とは異なるレベルの安直さになるように思われた。多分、「承認欲求」という言葉が生まれる前なら新鮮に思えたかもしれない。まだミュージシャンとかアーティストとか呼ばれる人たちの中には、こういう話をそのまま作品化出来る人を褒められるくらいの能天気さを持っていられるのか?2017/01/21
yoshi
4
ブックオフで110円で1冊読み切り漫画を探してジャケ買い。ある意味正解。エロネタが真ん中を貫いているがそれに終始しない何かを感じる。キモい瀬戸際の絵も良い。ちょっと他のも読んでみたくなる。2024/01/19
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