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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのと
3
割と最低レベルの出来栄え。長々と鬱な話読まされた挙げ句夢オチとか普通にないわ。左開きなのに途中から右開きとか意味もなくこういう事するの相当の三流感。全体を通して読んだ人が何を楽しむのかというのがまるで想定できてない印象。この人個性はあるんだけど基本ズレてるというか、たまたま設定が嵌ったときだけ当たるってタイプの人だな傾向としては現代モノはダメだな2020/11/07
誰パンダ
3
生きていこう。まるで一度も挫折したことがないかのように。2018/01/03
うなじ
3
始終、傍観とも諦観とも言い難いある種の核心みたいなものをただ描いているような印象を受けた。生きることの難しさやその意味、死によって無化されてしまうようなこの現在という連続。胡蝶の夢の中であっても、「わたし」であることは変わらないと暗に言っている部分がたまらなかった。「生きている」という事実は、その姿や期間とは無関係で、暴力的で、本当に現実であり、現実以外の何でもない。意味内容は夢か或いは幻で、言葉が紡ぐ、その行為の証明をする他には何でもないのかもしれない。確かにきちんとさみしいんだけど。2016/02/03
chicopido
2
高浜寛さんのSAD GiRL読了。色んな依存症の人びとが出てくる表題作、高浜さんはちゃんと漫画家として俯瞰して作品に仕上げてるから、ただ重苦しいだけでなく完成度が高くて、流石だなあと思いました。どこまで高浜さん御本人の実体験なのかなあ…と気になりつつ。収録の短編が、初出カクバリズムのレコード+bookとなってるんだけど、カクバリのどのアーティストだろ?そのうちぐぐっとこう…☆☆☆☆2016/02/23
Bibliotheca
2
webマガジン 『トーチ』に連載されているときから単行本化を心待ちにしていた作品。 主人公が不幸の連続で堕ちるところまでとことん堕ちていく姿がどうしてこんなに愛おしく感じられるのか。そしてとにかくこの人の絵のタッチが好きだ。 国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家、ミュージシャンなど、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集めているというのもうなづける。2016/01/31