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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
drago @夏バテ警戒中。
15
【統計解析射撃ダラスの疑惑】ケネディ暗殺に関与した石油会社社長を狙い、ダラスに潜入したG。敵にあえて捕まり、激しい拷問を受けつつ、社長邸宅のセキュリティ責任者である幹部をつかまえて…。今回のGは驚異的な強さ。74年6月 【海へ向かうエバ】美人で1級の殺し屋エバ。暗殺依頼を受けたGとエバは、3年前に豪華客船で出逢っていた…。Gを愛するエバの女心が切ない。傑作。74年2月 【国家秩序維持省】ソ連を裏切ったスパイの末路。連載1回分の物語はやはり物足りない。74年5月2025/01/12
ナハチガル
7
『統計解析射撃』は既出のジャーナリストまで出してケネディ暗殺に関わっているかと思わせて関係ない話。なんじゃこりゃ。拷問で大音量で聴かせられるツェッペリンの『聖なる館』はアルバムの方でしょうか。「チャンスは…一度で…いい!」『海へ向かうエバ』はゴルゴにしては割としっかりした恋愛ものではないか。最後の無音の5ページはすばらしい。傑作。「わたし…自分と同じにおいを持った男に会ったのは…初めて…」『国家秩序維持官』は冒頭でゴルゴにどたま撃ち抜かれた二重スパイの見る走馬灯。趣向として面白い。BA++A。A+。2020/06/16
もくもく
2
ケネディ暗殺の疑惑をかけられるゴルゴには流石に笑いました(笑)そして、4日間の拷問に耐えるゴルゴを平常運転としか思えなくなってしまったのですが…。2015/02/02
HIRO1970
2
☆☆☆2003/01/01
bibi‐nyan
1
表題作は3部作。ケネディ暗殺にちょっとだけ絡むけれど、いつものように無関係です。 ゴルゴが拷問を受ける時はそれはたいていこみこみで計画の内。 「海に向かうエバ」名作の一つですよ!ゴルゴは暗殺者や女性に特筆すべきキャラが現れては死に現れては死にますが、暗殺者であり女性であるという稀有な存在、さらに命運を悟り少女のように最後の一日はしゃぐエバ。 海の向こうに消えていくボートがずーーーっと照準の中にあるラストも最高です。2023/11/30