内容説明
2000年のヨーロッパ史を貫く歴代教皇(=キリストの代理人)たちの不行跡。今も人工中絶を認めぬ独身聖職者集団(=教皇庁)の頑迷。巨大権力バチカンの闇の歴史は全てここに書かれている。
目次
プロローグ 大がかりなもみ消し
1 権力(ゴルゴダからバチカンへ;絶対権力の探求;教皇のポルノクラシー;教皇制の絶頂;権力の衰退;地獄へ転落した教皇制;避けられない宗教改革;絶対権力の黄昏)
2 真理(異論の粉砕;真理の押しつけ;魔女狩りとユダヤ人迫害;教皇の異端;最初の不可謬教皇;大パージ)
3 愛(世界を愛した教皇;新たなガリレオ事件;性の嫌悪;教皇、離婚の先駆者たち;沈黙のホロコースト;貞節ではない独身者たち)