社会科学の冒険<br> 職人の世界・工場の世界

社会科学の冒険
職人の世界・工場の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 305,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845708062
  • NDC分類 502.1

内容説明

幕末維新の工業化初期に日本伝来の職人達はどんな役割を果したか?看過されてきた興味津々のテーマを胸に膨大な社史を読み込み、埋もれた職人達の気概を鮮かに浮び上らせる著者多年の研究の集大成。

目次

第1章 職人の概念
第2章 幕末・維新期職人社会の工業力
第3章 初期工業化社会における職人の地位
第4章 金属加工・機械製造業における職人の貢献
第5章 造船業における職人の貢献
第6章 工業化社会における職人
第7章 職人の世界・工場の世界―労働過程変革の歴史理論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

千日紅

1
本書は、人材の育成と開発の観点から、日本の工業化に対する職人の貢献を確定することを目的とする。考察の対象とするのは、自生的な工業化のために必要不可欠な金属化工業と機械工業とである。本書を読む前は、「職人」についてはぼんやりとした理解しかなかった。本書を通じて、明治期から高度成長期にかけて職人が経済発展に果たした役割がよく分かった。緻密な議論の上に、大きな物語を描くという研究手法は学び取りたいものである。2013/05/21

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