内容説明
クリスマスがやってくる！ツリーのかざりつけ、プレゼントの準備、クッキーを焼いて、町へかいものに。１年でいちばん楽しいのがクリスマス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
14
懐かしいリブロポートの絵本。絵がとっても綺麗。クリスマスを迎える準備の高鳴る気持ちから、当日までのあれこれを濃やかに描く。森に住んでツリーになるモミの木の出荷の仕事をしたりするおとうさんに連れ行ってもらった、初めての町。町のきらびやかさと、ぼくの村のクリスマスの華やかではないけれどクリスマス飾りの美しさと、子どもの心があっちに行ったり、こっちに行ったりする、その楽しさに読み手もわくわくさせられる。祈りにごちそう。敏感に感じる子どもの心の襞を丁寧に掬いとったお話。2015/12/20
