内容説明
エルンストが、そのちいさな胸のポケットにいつも入れている「もしも…」という切符。いつでもどこでも使えて行ったり来たりの往復切符。楽しい「現実から空想ゆき」にいっぱいいっぱい乗ったあとで「空想から現実ゆき」に乗り換えてエルンストはかえってきました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
夢見る少年、ワニのエルンストは、もしももしもと、いろんなことを想像するのが癖のように好きです。それが親を困らせてもいるようですが、想像力の豊かさがとても素晴らしいと思いました。 最後に、「これ以上素敵な世界なんて考えられない」と締めくくるのが、とても良いです。 でも、もしもの世界は悪いことばかり考えると、どんどん沈んでいくので要注意ですね。2022/10/16
花林糖
12
(図書館本)エルンストの夢の中の絵がほんとに夢いっぱいで素敵です。絵もお話も夢いっぱいの可愛い絵本。2015/05/06
mntmt
9
エルンストは、ワニの子。”もしも…”って、考えるのが大好き。絵が本当に綺麗。1枚1枚切り取って、飾りたいくらい。特に、見開きのページの美しいこと!思わず、わあっと言いそうになりました。贈り物にも良さそうです。2015/04/09
Naomi
6
“もしも・・・”って考えるのが大好きな、小さなワニのエルンストのお話。きれいな色が散りばめられた幻想的な絵が、空想をより豊かに美しくしてくれます。静かに語りかける、なぎ・ともこさんの訳が絵の世界観と合っているなぁと思いました。2015/05/22
二条ママ
5
次女年長6歳。図書館本。想像力豊かなわにの男の子、エルンストの話。もしも、、、が多くて、お母さんが困るけど。絵が素敵。2022/11/01