感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K.H.
8
メディチ家の年代記。コジモの父ジョヴァンニから始まり、18世紀のジャン・ガストンの死まで。フィレンツェの華やかなりし15、16世紀の叙述はきわめて濃密で、当時のイタリアならびにヨーロッパ全体の政治状況や、メディチ家がパトロンをつとめたルネサンス期の文化などもまとめて描かれる。だけど、メディチ家がトスカーナ大公を世襲するようになってからは、その重要性の低下を反映してか少し個人史っぽい感じに。関連人物がどちゃっと出てくるが、本筋さえ見失わないようにすればいいかな。2024/01/03
newborn
2
メディチ家に関する本は本書含めて三つくらい読んでみたり、他にも流し読みしたりしてみたんだけど、本書はメディチ家の政治史としては一番勉強になるんじゃないのかと思う。詳しく書かれているのが一番の魅力。2014/02/22
Tsuyoshi
0
全体的には読みやすかったけど、原文が英語だからかイタリア語名詞のカタカナ表記が実際の発音と違いすぎ。校正のときに誰かにチェックしてもらうとかできなかったのかしら。2024/12/31
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