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出版社内容情報
細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂から成る日本のロック・バンド〈はっぴいえんど〉の影響力は、それぞれの活躍により、より一層大きなものになった。しかし、その魔法のような音楽がどうして生まれたのか? どんな風に組み立てられていったのか? 70年代初頭の風景にどう共鳴していったのか? 納得のいくような説明を描く本に出会ったことがない。本書では、膨大な資料や、関係者インタビューをひもとき、60年代に彼らが音を出す瞬間までの道のりと、あの音楽が生まれた1970年代初頭のリアルな彼らを現代の視点から描き出す。『ゆでめん』から53年、その現場や、その音楽性の真実に触れながら、今こそ勇気をもって、はっぴいえんどの正体を語り尽くそうではないか! 著者は、パール兄弟他で活躍するミュージシャン・サエキけんぞうとはっぴいえんど人脈とも交流がある評論家、篠原章。
内容説明
2020年代、細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂から成る日本のロック・バンド“はっぴいえんど”の影響力は、より一層大きなものになった。『ゆでめん』から53年、はっぴいえんどとは何だったのか。膨大な資料や関係者インタビューをひもとき、1970年代初頭のリアルな彼らの姿を現代の視点から描き出す。
目次
序 たとえば渋谷とはっぴいえんど
第1章 はっぴいえんどができるまで
第2章 はっぴいえんどのバックグラウンド“1”―米軍基地と夜遊びカルチャー
第3章 はっぴいえんどのバックグラウンド“2”―反戦・反体制カルチャーとURC
第4章 はっぴいえんどと漫画カルチャー―『ゆでめん』は『ガロ』、『風街ろまん』は『COM』である
第5章 『ゆでめん』は『ア・ロング・バケイション』?
第6章 ミッシングリンクを埋める幻のライブ発見!
第7章 はっぴいえんどの新機軸―「です」調ロック語法とその影響力
第8章 3枚目『HAPPY END』の“飛航”状態
第9章 はっぴいえんどは日本とアメリカに「さよなら」できたのか?
著者等紹介
サエキけんぞう[サエキケンゾウ]
アーティスト・作詞家。1980年ハルメンズ『近代体操』でデビュー、86年パール兄弟『未来はパール』で再デビュー、2003年『スシ頭の男』でフランス・デビュー。作詞家として、沢田研二、モーニング娘。、サディスティック・ミカ・バンド、他多数に提供。12年著書『ロックとメディア社会』(新泉社)でミュージックペンクラブ賞受賞
篠原章[シノハラアキラ]
1956年生まれ。大東文化大学教授などを経て評論家。日本のロックと沖縄問題が主たるテーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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