内容説明
小説家になりたいすべての方へ創作の秘術をお伝えします。『シェーラひめのぼうけん』『桜風堂ものがたり』の作者による入門書。
目次
第1章 100年は無理でも(子どもの本の変化について;理想の子どもの本とは)
第2章 誰のためにどう書くか(子どもの本を出すためには;それはどういう本なのか;あなたが書くべき物語)
第3章 物語の書き方、あるいは、夢は叶わないこともある、という話(夢のかたち;メモをつなげてゆく方法;何も思いつかないけれど本を書いてみたい人へ)
番外編 作家の仕事の流れ(スケジュールの組み方と制作環境)
第4章 では、新人賞に投稿してみよう(投稿し続ける勇気;放路の果てに)
付録 「トロイメライ」―ひとつの参考例として
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんさん
40
『誰でも書ける訳ではないと説く児童文学の書き方』 現実の厳しさを隠さず、筆者の経験に基づいた子供のための本の書き方を説く。巻末の短編『トロイメライ』を、筆者コメントを参考にしながら読むと、一字一句深く考え抜かれていることがよくわかる。勉強になりました!2022/09/24
ゆか
22
村山さんが子供時代に「せめて明日までは生きていこう。学校に行こう」と思わせてくれた本たち。「ナルニア国物語」「ドリトル先生」「シートン動物記」「ニルスのふしぎな旅」「家なき子」「魔法のベッド」「ピーターパン」「ファーブル昆虫記」「みつばちマーヤの冒険」「さらばハィウェイ」「死の国からのバトン」「宿題ひきうけ株式会社」ランサムサーガのシリーズ、「ふたりのイーダ」「猫は生きている」「ゆみ子とつばめのおはか」「マヤの一生」既読も含め、読んでみようと思いました。2022/07/20
anne@灯れ松明の火
20
ネットギャリーで知り、気になっていた。新着棚で出会えた。児童文学でスタートし、今は大人向けの作品でも人気の村山さん。タイトルは「書き方」だが、精神論的な要素が大きい。やはり作家になれる人は、読むこと、書くことが好きで好きで、物事をしっかり観察しているのだなと思う。デビュー前は180枚を書くのに1年かかったのに、今なら400枚も1ケ月で書けるそうだ。プロ、恐るべし! 参考例としての付録 「トロイメライ」は平和、環境、ファンタジーがひとつになり、創作ポイントの書き込みもあり、素晴らしい。字も美しくて、感心。2022/06/21
たつたあお
17
児童文学作家・村山早紀さんによる子どもの本の書き方指南書……ですが、Howto本ではありません。どちらかというと、子どもの本を書こうとする人へのマインドの持ち方指南書。「作家」の肩書が欲しいだけならやめときなさい、実力も運も必要だし、諦めなければ絶対叶うという職業でもない。本に関わりたいなら、編集者や司書など別のアプローチもできる……、と厳しくも優しい。最後は自作に「どういう意図でこの文章を書いたのか」等の説明を加えた実例が載っていて、大変興味深く読んだ。2022/07/25
はるき
13
もっと厳しめの本でもいいのに、そこはやっぱり村山さん。優しい本でした。児童文学が子供だましなんて大噓。子供読者くらい厳しい批評眼を持つ読者って、なかなかいませんから。2022/11/04




