- ホーム
- > 和書
- > 趣味・生活
- > 音楽教本
- > ジャズ・フュージョン教本
出版社内容情報
ニューヨーク、クイーンズ大学における著者のジャズハーモニー講義1年分の履修カリキュラムを元に、“単旋律にコードを付ける”という観点から解き明かす実践的なコード理論解説書。
目次
1 調性的ハーモニーとその広がり(第1サークル:I・IV・V7コード;第2サークル:I・IV・V7に対応する代理コード;第3サークル:セカンダリー・ドミナントと付随するiiコード;ジャズ・スタンダードの構造:ジャズ・ケーデンスとターンアラウンド;第4サークル:パッシング・コード ほか)
2 調性的ハーモニーの先へ:非調性ハーモニーのルール(機能和声外コードの11の用法;同じルート、異なるコード・クオリティ;スラッシュ・コード;ベース・ラインによるハーモニゼーション;4度堆積 ほか)
著者等紹介
バークマン,デビッド[バークマン,デビッド] [berkman,David]
ジャズ・ピアニスト、作曲家、教育者。アメリカ、オハイオ州クリーブランド出身。8歳からジャズ・ピアノを弾き始め、バークリー音楽大学とミシガン大学で学んだ後、故郷でミュージシャンとしての経験を積む。1985年にニューヨークに移り、トラディショナル・ジャズに対する豊富な知識と独特な現代的感性を兼ね備えたプレイで、現在はニューヨーク・ジャズシーンにおけるかけがえのない存在となる。ソニー・スティット、セシル・マクビー、トム・ハレル、クリス・ポッターをはじめとする数多くのトップ・プレイヤーと共演し、ヴィレッジ・ヴァンガード・オーケストラのピアニストも務める。また、作曲家、バンド・リーダー、レコーディング・アーティストの活動に加えて、教育の場にも活動を広げており、ニューヨーク市立大学クイーンズ・カレッジでは教授に就任。オランダの音楽学校をはじめ、ニュージーランド、韓国、そして、米国内でも数々のワーク・ショップを行い、優秀なジャズ・ミュージシャンを世界中に輩出。これまでに出版した3冊のジャズ教本は、いずれも大学の教科書として使用されている
佐藤渉[サトウワタル]
東京吹奏楽団サクソフォン奏者、雲井雅人サックス四重奏団アルトサクソフォン奏者、桜美林大学非常勤講師、国立音楽大学附属高等学校非常勤講師。シンシナティ音楽院にて学士号、ノースウエスタン大学大学院にて修士号を取得。1998年アルバム『The Orpheus Oracle』に協奏曲のソリストとして参加。雲井雅人サックス四重奏団として6枚のアルバムがある他、2011年にはソロ・アルバム「Saxophone Recital」をリリース。所属団体での演奏、録音の他、サイトウ・キネン・オーケストラ、新日本フィル、大阪フィルなどに客演。ジャズ、ポップス系のライブ演奏だけでなく、教材録音、CM録音にも携わる。ヤマハ国際管楽器アカデミーや各音楽大学のマスタークラスにおける通訳、海外バイヤーへのプレゼンテーション(英語での楽器紹介・演奏)、海外アーティストの雑誌インタビューなどの、英語を必要とする仕事も数多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。