村上春樹の100曲

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村上春樹の100曲

  • 栗原裕一郎/藤井勉
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 立東舎(2018/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845632398
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ビーチ・ボーイズがよく登場するのはどうして?
ヤナーチェクは異界への入り口になっている?
村上春樹作品に登場する音楽の読み解き方がわかる解説書が登場!

村上春樹の小説といえば、何を思い浮かべますか。
いくつかありますが、そのうちの一つは「音楽」、と言い切ってしまっていいほど、作品中に膨大な量の曲名・ミュージシャン名が登場します。それもすごく意味ありげに。
本書では、そんな春樹作品に登場する音楽から、ジャンルごとに20曲、合計100曲を選んで解説しました。
曲紹介を読んでいるうちに、小説の紹介になって、どうしてその曲が使われているのかもわかるようになるという、曲紹介からはじまる、新しい小説の読み方を提案しています。これ1冊で、村上春樹の小説も、登場する音楽もわかるようになっているのです。
巻末には「村上春樹の小説全音楽リスト」もついていて、具体的に紹介した100曲以外にどんな曲が登場しているのかもわかります。
読書ガイドとディスクガイドが融合した、ファン必携の1冊。登場する100曲、あなたはどれだけ聞いたことがありますか?

【目次】
まえがき
80年代以降の音楽〜「60年代的価値観」の消滅
ロック〜手の届かない場所へ
ポップス〜失われた未来を哀悼する
クラシック〜異界への前触れ
ジャズ〜音が響くと何かが起こる
あとがき座談会『1Q84』以降の村上春樹と音楽
村上春樹の小説全音楽リスト

栗原 裕一郎(くりはら ゆういちろう)
1965年生まれ。評論家。文芸、音楽、社会問題などその執筆活動は多岐にわたる。主な著書に『<盗作>の文学史』(第62回日本推理作家協会賞受賞)、共著に『石原慎太郎を読んでみた』などがある。

藤井 勉(ふじい つとむ)
1983年生まれ。ライター。2008年豊﨑由美氏主催の書評講座「書評の愉悦ブックレビュー」参加をきっかけに文章を書き始める。共著に『村上春樹を音楽で読み解く』がある。

大和田 俊之(おおわだ としゆき)
1970年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。専攻はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。著書に『アメリカ音楽史』(第33回サントリー学芸賞受賞)、共著に『文化系のためのヒップホップ入門』などがある。

鈴木 淳史(すずき あつふみ)
1970年生まれ。音楽エッセイスト・評論家(クラシック音楽)。主な著書に『クラシックは斜めに聴け!』『背徳のクラシック・ガイド』『クラシック悪魔の辞典』『クラシック音楽異端審問』などがある。

大谷 能生(おおたに よしお)
1972年生まれ。批評家、音楽家(サックス、エレクトロニクス)として先鋭的な活動を展開 。主な著書に『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』『持ってゆく歌、置いてゆく歌』などがある。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

74
村上春樹作品の読書と音楽を聴きたくなる、無性に!音楽軸と村上作品軸、それら時代軸と縦横無尽にキレる村上作品好きには良き本。僕はやはりノルウェーの森だなぁ。高校の時出逢い、読んで以来、これを超える村上作品はない。久しぶりに読み返すかと。この本で紹介れている音楽を聴きながら。今の時代はあの頃と違いYouTubeという必殺技がある。村上氏曰くノルウェーは100%の恋愛小説。しかし、蛍を基盤にミニマリズム的描写とエピソードに重き置き、ポルノ描写もたっぷり加え、やれやれ成分も多めにしたのがノルウェーとは知らなかった2018/09/24

ばんだねいっぺい

30
 栗原さんの本にハズレはない(個人的意見)。紹介される音楽をyoutubeで全部、聞いてみた。シューマン「予言する鳥」MJQ「ヴァンドーム」ヤナーチェク「シンフォニエッタ」、スプリングスティーン「ハングリー・ハート」、マイルス「ア・ギャルインキャルコ」がよかった。作中人物が作曲者を間違ってて校閲はなんてくだりがあったが、フィクションは、それでいいんじゃない?学術論文じゃないんだからとは、思ったりした。2019/03/30

akihiko810/アカウント移行中

28
村上春樹作品に登場する楽曲の解説と、その楽曲が村上作品にどう登場しているかを解説した本。印象度B+  知らない楽曲も多いので、気になる楽曲をつまみ食い。 村上作品と言えばビートルズ、ビーチボーイズのロックとジャズ、というイメージでそれは間違ってないのだけど、「ねじまき鳥」からクラシックの比重が上がっていった、とのこと。最近の作品(「カフカ」以降)で、適当な登場人物に口寄せして音楽観を語らせるから、「1Q84」でジャズに詳しい人妻とか、わけわからないねじれが出てきてる、とのこと。2022/01/13

抹茶モナカ

26
村上春樹作品に登場する音楽をジャンル分けして、音楽の作品で使われ方を主に紹介するという角度からの、村上春樹評論の本。村上春樹と言えば音楽だというのは、やはり、皆が思うところで、こういう本も可能なのだろう。書評に軸足を置いているけど、それなりに紹介された音楽は聴きたくなる作りにはなっている。このところ、KINDLEで『村上さんのところ コンプリート版』をチラチラ読んでいるけど、作品に登場しない音楽についての村上春樹の言及も結構面白くて、その辺の隅っこを突いた情報もフォローした本があると嬉しいな、と思った。2020/04/24

そうたそ

24
★★★☆☆ 村上春樹という文字にひかれて手に取る人も多いだろうが、中身は基本的には音楽評論であり、文学評論やブックガイド的なものを期待して読むと肩透かしを食らう。村上春樹の作品に洋楽って確かによく登場しているような、という何となくのイメージ。本書はそんな村上春樹作品に僅かでも登場した楽曲の数々を徹底的に拾い上げレビューしたもの。内容的には敷居は高いとは言わないが、割と専門的なのでさほどこの手の音楽に精通していない人が読めばよくわからないだろう。栗原さんの担当部分は程よいゆるさがあるが、他はさほど。2018/07/30

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