乙女の本棚シリーズ<br> 押絵と旅する男

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乙女の本棚シリーズ
押絵と旅する男

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  • サイズ B5判/ページ数 70p/高さ 17X19cm
  • 商品コード 9784845631360
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「あれらは、生きて居りましたろう」蜃気楼を見に行った帰り、私は汽車のなかで押絵を持った男と出会った…。江戸川乱歩の『押絵と旅する男』が、『刀剣乱舞』のキャラクターデザインなどで知られ、pixivフォロワー21万人越えを誇るイラストレーターしきみによって、鮮やかに現代リミックス。

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
明治27年(1894年)三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、「二銭銅貨」でデビュー。明智小五郎を主人公とする探偵小説など、数多くの作品を執筆

しきみ[シキミ]
イラストレーター。『刀剣乱舞』など、有名オンラインゲームのキャラクターデザインのほか、多くの書籍の装画やファッションブランドとのコラボレーションを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

175
永遠を生きる女は老いる男を愛したのか、憐れんだのか。それは等しくおなじものか。そこには完結した至上のしあわせが満ちているだろうと、第三者は想像した。今はない凌雲閣は魔界との境に立っていた、そう言ったのは誰だったか。そこに魅入られたものは帰ってはこないと。私を置いて死するものなど最初からいなければいいと女は唇を歪ませて。女を永遠にとどめたいと思うエゴは愚かで憐れにみえた。でもそこにしあわせもあったのだと。私の足元も揺るがせる、蜃気楼。2020/02/29

ナイスネイチャ

130
図書館本。兄が押絵の少女に恋し、押絵の中で暮らすのを、主人公の弟が語る。推理小説以外の著者を初めて拝読。2019/02/14

寂しがり屋の狼さん

109
【乙女の本棚】シリーズ8冊目📚️江戸川乱歩の『押絵と旅する男』蜃気楼を見に行った帰り、汽車の中で押絵を持った男と出会う。男はその押絵について語り始め…✒️押し絵は『しきみ』さん。表紙絵にもなっている21Pと51Pの押絵が好き💓2019/11/10

aquamarine

87
乙女の本棚シリーズ。既読で大好きな話ですが、これは夕暮れの汽車の中で話が進むこともあって、私の中の情景は薄暗いセピア色の中に、押絵だけが鮮やかに老人とともに浮き上がるようなものでした。こちらは文はおそらく原文のまま、4ページに一度ほどの割合で美しいイラストが現れます。コラボされているのは刀剣乱舞のキャラも描いたしきみさん。文字の色までこだわっていて、文章で読んだときの印象との違いを堪能しました。切り取られる情景がどれも印象的で、読後の余韻も素晴らしかったです。シリーズの他の作品もぜひ読んでみたいです。2019/06/11

J D

76
 しきみさんの画と作品が非常にマッチしている。安定感抜群の乙女の本棚。昭和一ケタに書かれたとは思えない。いつの時代も恋心は、変わらないものだな。押絵の中の女性に恋心を抱き、そこに入り込み一緒になるという思いを遂げる。女性は押絵なので年を取らないが、自分は年齢を重ねゆく。愛する女性が、永遠に愛した時と同じ状態というのは、恋した男性からすれば理想なのかもしれない。そんなことも思った。幻想的な作品でした。2024/11/16

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