内容説明
フレットレスのフェンダー・ジャズ・ベースという愛器を操り、これまでの概念を覆す唯一無二のプレイで、ベースという楽器の可能性を広げ、その後のミュージシャンたちにも多大な影響を与えた伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアス。彼の音楽の原体験から、ベースという楽器との出会い、ミュージシャンとしての輝かしい栄光、そしてあまりに悲劇的すぎる最期へと続く、激しく刹那的な35年のストーリーが、数多くの有名ミュージシャンの証言を交え語られていく。天才ベーシストの、成功への足跡はもちろん、その後に訪れた闇をも克明に描いたリアル・ストーリー。ベーシストやジャズ愛好家のみならず、すべての音楽ファンに贈る一冊だ。
目次
序章 ジャコ―人と神話
第1章 若き日々
第2章 オン・ザ・ロード
第3章 ウェザー・リポート
第4章 ワード・オブ・マウス
第5章 失意の時代
第6章 終焉
第7章 ジャコの思い出
第8章 ジャコふたたび
著者等紹介
ミルコウスキー,ビル[ミルコウスキー,ビル] [Milkowski,Bill]
ニューヨーク在住のフリーランス・ジャーナリスト。1954年9月26日、ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。ウィスコンシン州立大学ジャーナリズムを専攻した後、音楽評論家として『ミルウォーキー・ジャーナル』に就職。そのかたわらで、1977年から1979年まで週刊誌『シティサイド』を発刊する。1980年、ニューヨークに移り、週刊エンターテインメント情報誌『グッド・タイムス』の主筆として活動。1982年からは独立してフリーランス・ライターとなり、ロック、ジャズ、ブルース系の記事やインタヴューを主に、多くの出版物で執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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