内容説明
どこにどんなフレーズをのせるかはとても情緒的な作業だが、それをどのような構成で組み立てるかはとても論理的な作業。どこから何を書けばいい?に明快な答えをくれる作詞本。
目次
第1章 “詩”ではない、“音楽としての作詞”の基礎がわかる!(自分の気持ちを書いてはいけない;作詞はチーム・プレー ほか)
第2章 書きたいテーマが見つかる!(歌詞のテーマはどのように決めますか?;ターゲットが絞れない場合どうしたらいいでしょう? ほか)
第3章 言葉がメロディにピタリとハマる!(メロディにはどうやって言葉をのせるのですか?;“ゃ”“っ”“ー”の音符の当てはめ方は? ほか)
第4章 リアルな表現が可能になる!(情景描写の上手な方法を教えてください。;いつも歌詞が抽象的だね、と言われてしまいます。 ほか)
第5章 優れた作品に学ぼう!(「Summer Days」斉藤和義;「スローバラード」RCサクセション ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mari
5
丸善丸の内2021/04/17
中村椋
1
自分のやってきたことはそんなに間違ってなかったと再確認できた2019/11/18
mekabu
0
歌詞から思い浮かべる景色を俯瞰で描くのかや主観で描くのかでも単語を使い分けなくてはならないと知り、作詞の奥深さが身にしみました。作詞において名詞や形容詞よりも動詞の方が情景を描きやすいということも勉強になった。2015/01/10
まんまるまる亭
0
「作詞の日本語は一体、どういうタイプのものなのか?」という問いに答えてくれる本を探していて購入した。「作詞はリスナーの代弁である」「まずサビから作る」「サビは小学生でも書けるシンプルでプリミティブな感情を書く」あたりが答えか。作詞の理論書は本書だけで充分ではないだろかと思った。 強いて難点を挙げれば、「ひとりで音楽をやっていても成長は望めません」ということで上達のための練習方法はあまり書いていないことかな。個人的には物語音楽の作詞方法が知りたいのだけど、それも本書の延長上にあるような気がする。2019/06/30