内容説明
高機能なDAWの登場は作曲/編曲/エンジニアリングという垣根を取り払いボーダーレスな音楽制作環境をもたらした。本書では、そんな時代のクリエイターが身に付けておくべき知識とテクニックを網羅。プロが日常的に駆使しているノウハウを1冊に凝縮した。
目次
基礎テクニック編(プロが考える音楽制作の重要ポイント;リスナーを魅了する楽曲構成;キャッチーとは何か?;コードとハーモニーで楽曲を彩る;グルーブを自在に操る方法)
応用テクニック編(楽器別の打ち込みテクニック;エンジニア的アレンジ・テクニック;編集的発想のアレンジ・テクニック;ボーカル録音&ディレクション術;知らないと損をするプロの作法)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
khagi
2
雑誌掲載の断片を集めた本でしょうか。エッセイとして面白いです。もう少し楽曲制作に知恵がまわるようになるとまとまった本としての面白さがわかりそうです。2014/01/31
yyhhyy
1
色んなコツが広く浅く。2024/08/31
Hizuru
1
商業ベースにおける現代的な曲作りのプロセスを広く、浅く解説。目新しい手法や考え方はないものの、思考を整理するのには役に立った。アンダーグラウンドでは、これらに縛られないアプローチによって、今なお新しい手法、新しいジャンルが確立されているわけで、本書ではそういった可能性の部分には一切触れず、あくまで今現在のポピュラーミュージックを俯瞰する内容に留まっている。逆説的にいえば、ここに無いような手法で制作すれば新たな地平を切り開けるカモ!?2013/05/16
MondayHellishDay(Monday)
1
なかなかにハイレベルなことが書いてあった気がする。正直結構わからなかったことがあるので、実践しながら確かめようと思う。2013/05/28
さっきー
1
コードやらコード進行がわからんと言うDTMerの息子に。昔は、ナベサダの「ジャズ・スタディ」で勉強したっけなぁ。とてもわかりやすく、飽きさせない構成で、入門的な内容(和音の構成音、和音の機能、ドミナントモーション、代理コード、リハーモナイズなど)は押さえている。付録のCDは音が確認できて便利。ってゆーか、サンプル曲がなかなかキャッチーで、別アレンジも楽しめてよい。2012/02/11