内容説明
マスタリング用オーディオ・データを4曲分収録。ステム・ミックスのバランス作りから2ミックスの音圧アップまでマスタリングの全工程を体験できます。
目次
1 マスタリングの基礎知識(マスタリングは音を良くする魔法の粉ではない;レコーディングとミックスがマスタリングにとって重要な理由;自宅マスタリングのためのシステム構築法 ほか)
2 マスタリングのためのミックス技法(ミックスを見つめ直すための重要チェック・ポイント;歌もの系ミックスのチェック・ポイント;インスト系ミックスのチェック・ポイント ほか)
3 実践!DAWマスタリング(マスタリング用のDAWプロジェクトを作成;音圧や音質を参照できるリファレンス曲を準備;最初は“おおまか”に音圧を稼いでいこう ほか)
著者等紹介
江夏正晃[エナツマサアキ]
1970年東京生まれ。音楽家、DJ、プロデューサー、エンジニア。DJ Takashiro名義ではBLAZE、ULTRA NATE、Urban Soul、元気ロケッツなどのリミックスのプログラミングを担当。また株式会社マリモレコーズの代表として、楽曲やアーティストなどのプロデュース、CMなど多方面の音楽制作を行う。関西学院大学の非常勤講師、IMIグローバル映像大学、デジタルサウンド講座の専任講師も勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミチヲ
2
マスタリングの基礎知識から始まり、良いマスタリングの為に良い録音とミックスの重要性を説いています。良いモニター環境を構築する為の実例を用いた解説が非常に役に立ちました。マスタリング終了後のCD-Rの焼き方、マスターディスクの納品方法、配信方法などアフターケアも万全でした。2011/08/26
Qちゃん@坂本総合研究所
2
「リミッターやマキシマイザーを使えばある程度音圧が上がるものの、やっぱりなんだかプロの曲の音圧とは違うな」というQの長年の悩みに対して、大きな回答をもたらしてくれたのが本書です。キーワードは「等ラウドネス曲線」、目からウロコでした。もう一つ面白いのが、マスタリングの本ですが、前半はほとんどミックスの話で、いかにミックスが大事かということを気付かせてくれる良書です。
沖林仁之介
0
読み物としても面白い。マスタリング全般についてわかりやすく丁寧にまとめてあった。ありがちな解説本ではなくわりと実践向きでおススメ。マスタリングの前にミックスがいかに大切なのかというのが一番言いたかったことなのだと思う。2011/09/01
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