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内容説明
専門学校東京アナウンス学院・芸能バラエティ科で実際に行われた特別授業『漫才入門』を元に構成。漫才の法則が身に付く問題集付き。
目次
第1回 基礎知識編―漫才とは台本ではなく会話である(「やらされている」漫才はつまらない;好奇心を旺盛に持ち、現場を見よ ほか)
第2回 ネタ作り編―ボケの種類、ツッコミのパターン(テーマは共感を得て笑いを取ること;設定の決め方は二通り ほか)
第3回 台本構成編―「あるある」から「なしなし」へ(笑いが起きる法則「フリ」「オチ」「フォロー」;起承転結の中に「リズムとルール」が必要 ほか)
第4回 漫才演技編―今起こっている出来事として話す(元気よく登場し、必ず挨拶をする;しゃべりに関する注意点 ほか)
第5回 漫才実践編―お笑い専門学校ネタ見せ実況中継
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップ430
7
お笑いはやっぱり好奇心かな。オリジナルは常に更新していくこと。普通をお笑いに変えるには常にアンテナをはること。引き出しが勝負。この手の本は卒業しようと今片付け中「。2018/01/28
糸遊
7
笑いって、奥深い。こうやって、一冊の本になると益々笑いが体系化されていることがわかる。あらゆる技を工夫し、列挙したうえで、タイミングよく話す。う~ん、すごい!!2013/08/15
おむえむ
4
おそらく自分で漫才を作ることはないだろうけど、自分の知らない業界の方法論ということで興味深く読めた。漫才にもルールがあり、それをどう利用するのかといったところに各コンビの個性や実力が表れているらしい。テレビなどやっている漫才を深く観る際の副読本としても面白いかもしれない。2016/03/29
はち
3
冒頭「お笑い芸人の言語学」にも通じる内容が書かれていた。漫才は台本ではなく「会話」であると。要は「自分の言葉」が一番強いというのはこの本の講師陣も同じ考えみたい。とはいえ、人が笑う「仕組み」はある訳でそれを教える講義を本にまとめたのが本書。パッケージ型の漫才はM-1を見てると顕著だなと思う。漫才やボケ、ツッコミの種類が言語化されているのを改めて見ると、先人達のノウハウの蓄積を感じる。ボケは段階を踏むっていうのもそう。割と真面目に読んでしまったけど、読了後、自分は何を目指しているのかとハッとしたw2024/05/07
てちてちて
3
いつもただ何となく観てるお笑い・漫才にも基本や法則があって、スポーツや音楽と同じなんだなーと気付かされた。「共感を得ること」「フリ・オチ・フォロー」は日常会話や気の利いたプレゼントにも使えそう。何でもそうだが、客観視するために練習で動画を撮るというのは上達への大切な工夫であるが、気恥ずかしくてなかなかやれない方法だなと。「人気は人に気を使うこと。人に気を使えば使うほど人気が上がる!」2019/05/30