DJ選曲術―何を考えながらDJは曲を選び、そしてつないでいるのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845612437
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C3073

出版社内容情報

DJプレイやミックスCDの質を向上させる
世界初の「選曲ガイドブック」

★DJの思考回路を論理的に記した世界初の試み「選曲論」
★ラリー・レヴァンほか有名DJ12人の選曲メソッドを徹底分析
★沖野修也による誌上オリジナルDJミックスを3パターン収録

DJにとって必要なのは、機材の知識でもテクニックでもありません。どのように曲を選び、どうやって並べ、つないでいるか……つまり「選曲の良さ」が一番重要なのです。本書『DJ選曲術』は、選曲の心構え~レコードの買い方~組み立て方などを解説すると共に、国内外のトップDJの選曲を事細かに解析し、実践的にノウハウを学んでいける世界初の「選曲ガイドブック」。クラブでのDJプレイはもちろん、iPod/iTunesなどのプレイリスト作成にも役立つ、“音楽を選ぶ方法”をロジカルに紹介した究極の1冊です。


【CONTENTS】

★PART1:選曲とは何か?--沖野修也の「選曲論」
第1章:音楽を選曲するということ
第2章:選曲のテーマを決める
第3章:ストーリーの重要性
第4章:前後の関連性にこだわる
第5章:意外性を取り入れる
第6章:自分のスタイルを確立する
第7章:実践する上での注意点

★PART2:スターDJの選曲メソッドを分析
ラリー・レヴァン[HOUSE]
ダニー・クリヴィット[HOUSE]
フランソワ・K[HOUSE]
ライナー・トゥルービー[HOUSE/JAZZ]
パトリック・フォージ[JAZZ]
ジャイルス・ピーターソン[JAZZ]
ジャザノヴァ[JAZZ]
カーク・ディジョージオ[TECHNO]
トム・ミドルトン[TECHNO]
ディーゴ[BROKEN BEATS]
クルーダー&ドーフマイスター[DOWN TEMPO]
DJ KRUSH[HIP-HOP]

★PART3:架空のミックスCDを作る
ライヴ・ミックス編
ドライヴ編
バス・ルーム編


【著者紹介:沖野修也】
クラブ・ジャズ・ユニット、KYOTO JAZZ MASSIVEのDJ/クリエイティブ・ディレクター。東京・渋谷のクラブ、THE ROOMのオーナー。 2003年には自身のレーベルQUALITY! RECORDSを立ち上げ、ジャザノヴァやダ・ラータをはじめとする数々の良質な作品をリリース。ファラオ・サンダースとスリープ・ウォーカーの共演作のプロデュースは大きな話題となり、その手腕が高く評価されている。また、フリー・ペーパー『QUALITY! MAGAZINE』を創刊し、世界10カ国25都市の無料配布で注目を集める。音楽ライターとしても数多くの書籍、CDで執筆中。
http://www.extra-freedom.co.jp/

内容説明

クラブDJからiPodユーザーまですべてのミュージック・ラヴァーに捧ぐ!DJプレイやミックスCDの質を向上させる世界初の「選曲ガイドブック」。

目次

1 選曲とは何か?(音楽を選曲するということ;選曲のテーマを決める;ストーリーの重要性 ほか)
2 スターDJの選曲メソッド(選曲グラフの見方;ラリー・レヴァン『Live At Paradice Garage』(HOUSE)
フランソワ・K『Essential Mix』(HOUSE) ほか)
3 架空のミックスCDを作る(ライヴ・ミックス編;ドライヴ編;バス・ルーム編)

著者等紹介

沖野修也[オキノシュウヤ]
クラブ・ジャズ・ユニット、キョート・ジャズ・マッシヴのDJ/クリエイティブ・ディレクター。東京・渋谷のクラブ、ザ・ルームのオーナー。2003年には自身のレーベルQUALITY!RECORDSを立ち上げ、ジャザノヴァやダ・ラータをはじめとする数々の良質な作品をリリース。ファラオ・サンダースとスリープ・ウォーカーの共演作のプロデュースは大きな話題となり、その手腕が高く評価されている。また、フリー・ペーパー『QUALITY!MAGAZINE』を創刊し、世界10カ国25都市の無料配布で注目を集める。音楽ライターとしても数多くの書籍、CDで執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オオサキ

10
2005年のこの本の発売日にはバンドマンでCDショップスタッフでした。最近中古で機材を揃えたので読んでみたら、久しく、音楽をダラダラと聴いてきたなぁと反省。もっと深く、しかも幅広く音楽を楽しもう。あくまでも趣味レベルですが、音楽仲間はたくさんいるし、個性を出せるDJなる!2016/04/27

コルチャック

7
選曲、という行為に真摯に向かい合うスタンスにとても好感が持てます。他で見たことのない内容。有名DJのコンピレーションをここまで解説してくれるとは。ライナーノーツも裸足で逃げるクオリティ。2017/12/30

yendows

5
(DJはしたことがないですが)やはり、一番大事なのは、多くの曲を、そして多くのジャンルを偏見無く深く聴くってこと抜きには、いくらこの本を読んでもだめなんだなと。そして、選曲に於いて、共通性と意外性とオリジナリティーというのが基本で、これって、バンドをやってる人達も気をつけないといけないところだなと思った。あと、クラブにもっていくレコードの選び方ってところが一番実用的なところかなと。で、後半のミックスCD解説は、純粋に楽しんで読めるページでした。2013/05/14

SYSTEMA

4
曲をつなぐテクニックを磨く前に読んでおきたかった本。 親切丁寧に筋道立てて「曲をつなぐとは」という事を物語の作り方などを引用して説明しています。またラリー・レヴァンから始まり往年のDJのトラックリストからも学べることは多いです。2012/09/26

nasbi

2
著者のラジオ番組での選曲に感銘を受け再読。内容は正に「選曲作法指南書」2005年発売当時、著者のクラブイベントに通っていた私。所謂クラブミュージックにハマりだした時期に読んだので、理解しきれない部分あったが。再読してみて、無意識のうちに影響を受けていた事を実感。曲と曲の共通点を見つける事量をこなして初めて質が上がる事起承転結をつける事等、丁寧に教えてくれる。音楽を愛するリスナーなら誰でも楽しめる作品。2017/01/17

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