内容説明
楽譜と共存する新しい記譜体系としてMIDIを解説。コード・ネームを実音に展開することを主眼とした最小限のコード理論。フレーズのアーティキュレーション付けを、理論として体系化。ポピュラー・ミュージックで使われる楽器を中心とした楽器法。DTMにも対応した実用的内容。
目次
1 楽譜による音楽の表現(音の高さの表現;音の長さの表現 ほか)
2 MIDIによる音楽表現(MIDIの基礎知識;音の高さの表現 ほか)
3 コード理論の基礎(コードの種類;基本的なコード・プログレッション(メジャー・キー;マイナー・キー))
4 フレージング(フレージングとは;音の強弱について ほか)
5 楽器法(ベースの種類と特徴;ベースの調弦と実用音域 ほか)
著者等紹介
篠田元一[シノダモトカズ]
作曲家・編曲家/キーボード・プレーヤー。埼玉県川口市出身。1958年11月30日生まれ。大学在学中にピアノ/キーボードを笹路正徳に師事。当時よりピアニスト/キーボーディストとして数多くのスタジオ・ワークやバック・サポートを務め、プロ・ミュージシャンの道へ。その後、幅広いジャンルの作曲/編曲/演奏からDTMの分野においても頭角を現すようになる。現在では、自らのオフィス、モトミュージックを拠点に、様々なジャンル/メディアへの楽曲提供や音楽制作を手掛ける。各種シンセサイザーの音色ソフトやオリジナルの曲データ集なども多数発表。日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA)所属。演奏活動としては冨田勲/源氏物語幻想交響絵巻の国内外公演およびアルバムにシンセサイザー・ソリストとして参加。また、自己グループのライブ活動も都内ライブ・ハウスを中心に定期的に行い、高い人気を得ている。2000年秋、ソロ・アルバム『PIVOT』を発表し、現在も次作を制作中。執筆面においても、音楽雑誌の連載に加え、音楽理論やDTM関連の出版物も多数発表
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