出版社内容情報
譜面コンプレックス解消に効果絶大!
ポップスやロックの世界では、自分は譜面が苦手だと思い
こんでいる人がたくさんいるようです。また、譜面が必要
ないと思っている人もいるかもしれません。確かにロック
やポップスの世界では、楽譜が読めなくても、理論を何ひ
とつ知らなくてもやっていけるかもしれません。でも、そ
ういった人たちには、曲作りにおいてマンネリに陥ってし
まうという弱点があります。頭の中にはたくさんのアイデ
ィアがあるのに、それを表現する術を知らないからです。
本書では、ビル・ブラッフォードなどとの活動でも知られ
るキーボーディスト、デイヴ・スチュワートが、その独特
のユーモアにあふれた語り口で、暗号のようなな音楽記号
を説き明かし、五線に秘められた魔力を解き放ってくれま
す。さらに音楽理論の入口にまで導き、より一層楽しい音
楽の世界へと誘ってくれるでしょう。楽譜を読み書きする
ことは、決して難しいことではありません。本書を読めば、
それを実感することができるはずです。
【CONTENTS】
第一楽章 五線譜と音の高さについて The Notes
●ト音記号
●ヘ音記号
第二楽章 音符を探せ! Where To Find The Notes
●ピアノの鍵盤と五線上の音符
●ギターの指版と五線上の音符
●ベースの指版上の一と五線上のポジション
●シャープとフラット
第三楽章 リズム1(音符の種類) Rhythm1
●音符の種類
●ハタをつなぐ
●小節と拍子記号
第四楽章 リズム2(休符と、より複雑なリズム表現) Rhythm2
●タイと付点
●リズムの数学的分析
●休符
●音符のブロック分け
●3連符
第五楽章 調号 Key Signature
●調号の意味と必要性
●リズムの数学的分析メジャー・スケールの書き表し方
●ダブル・シャープ/ダブル・フラット
●調号に関する補足事項
第六楽章 音程/コード1 Intervals/Chords1
●コードの転回形
●コード~メジャーとマイナー
●7th Chords(セブンス・コード)
第七楽章 コード2(コードとコード・ボイシング) Chords2
●音程
●6th Chords(シックス・コード)
●さらにコードについて
第八楽章 コード3(ディミニッシュ/オーギュメント) Chords3
●ディミニッシュとオーギュメント
●ナインス・コード
第九楽章 コード4(さらに複雑なコードとベース・ラインについて) Chords4
●メジャー・セブンス・コード
●転回と選択の余地のあるベース・ノート
第十楽章 ドラムの記譜について Drum Notation
●ドラム・キットと五線譜上の位置
●ドラマーにとっての譜面
●譜面のメリット
第十一楽章 譜面を書いてみよう1/譜面を書くための道具と準備 Write It Down 1
●譜面のメリット
●五線紙とペン
●ト音記号を書く
●音符を書く
●位置を探す
●拍子記号を書く
第十二楽章 譜面を書いてみよう2/譜面を書くときの約束ごと Write It Down 2
●オン・ビートの音を書き表わす
●オフ・ビートの音を書き表わす
●休符を書く
●同じリズムの複数の表現方法
第十三楽章 より洗練された譜面を書くために Write It Down 3
●音符の棒の向き
●調号を書く
第十四楽章 クラシック楽器の記譜について Writing For Non-Rock Instruments
●アルト記号とテナー記号
●移調楽器
終章 補遺 Appendix
内容説明
「絶対わかる!曲作りのための音楽理論」姉妹編。ビル・ブラッフォードとの活動でも知られるデイヴ・スチュワートが、ロックやポップスに必要な譜面の知識を、やさしく解説。譜面が読めない、譜面が書けない…!そんな理由で、音楽を心ゆくまで楽しめないあなたに希望の灯をともします。
目次
五線譜と音の高さについて
音符を探せ!
リズム(音符の種類;休符と、より複雑なリズム表現)
調号
音程/コード
コード(コードとコード・ボイシング;ディミニッシュとオーギュメント;さらに複雑なコードとベース・ラインについて)
ドラムの記譜について
譜面を書いてみよう(譜面を書くための道具と準備;譜面を書くときの約束ごと)
より洗練された譜面を書くために
クラシック楽器の記譜について
音楽記号と発想記号