水戸藩と天明の飢饉―水戸中納言・六代藩主 徳川治保の世直し

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845512249
  • NDC分類 213.1
  • Cコード C0021

内容説明

本書は石川儀兵衛が著した歴代藩主の編年史『水戸紀年』を基本史料に治保の幕政へのかかわりと藩政改革、およびその背後で起きた緊迫した状況等を描き出す。光圀や斉昭の陰で注目されることが少なかった六代藩主、治保の世直しに新たな光を当てる。

目次

第1章 明和・安永期の水戸藩(政治と経済の動揺;修史事業を活発化させた時期の人材登用 ほか)
第2章 天明の飢饉、そして寛政の改革へ(不穏な風;天明の飢饉と静かなる政変 ほか)
第3章 寛政・享和期の治保の藩政改革と人材登用(寛政期の藩政改革と育児教諭;育児教諭に対する村方の対応 ほか)
第4章 治保による改革の歴史的な意義(治保の最後;その後の水戸藩と治保による改革の歴史的な意義)
終章

著者等紹介

石島久男[イシジマヒサオ]
昭和30年(1955)、茨城県水戸市生まれ。高等学校教諭。主な著作に『昔日の記録への旅立ち 安南国漂流』(第十七回新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞作品・新風舎刊)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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