内容説明
三枝俊徳は、江戸時代末期から明治にかけて活躍した、上総国佐貫藩の藩医である。文政六年(一八二三)六月十日、同藩医であった父俊徳の長子として生まれ、天保十四年(一八四三)父の死後、家業を継ぎ、襲名して俊徳と名乗った。本書に収められている史料は、「明治廿五年第一月七十齢染渓三枝俊徳誌」と三枝俊徳が記した記録と、同じく俊徳の文字で「明治三十五年十一月在病床記三枝俊徳」と書かれている二点である。
著者等紹介
三枝一雄[サイグサカズオ]
1932年千葉県富津市生まれる。1957年千葉大学医学部卒業。1958年千葉大学第一外科入局。1968年千葉大学助手を経て三枝病院開設。1996年医療法人社団三友会設立、理事長就任。1997年老人保健施設ケアセンターさきくさ開設。千葉県医師会顧問、千葉県民間病院協会理事長、千葉県外科医会名誉会長、千葉県医療審議会委員。日本臨床外科学会評議員、日本プライマリーケア学会評議員、日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医、日本癌治療学会会員、日本医学哲学倫理学会会員
三浦茂一[ミウラシゲカズ]
1929年、千葉県鴨川市に生まれる。東京大学文学部国史学科卒業。千葉県史編さん専門員(近現代史)を経て現在『千葉県議会史』編さん監修者、千葉市史編集委員長
中澤惠子[ナカザワケイコ]
1945年生。国学院大学大学院文学研究科後期課程満期修了。千葉県史料研究財団等の勤務を経て、現在は千葉市史・佐倉市等の自治体史編さん事業に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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