内容説明
本書は、千葉県内のある小学校の学校博物館に展示されている「もの」を中心に、様々な現代社会における問題と関係づけながら述べたものです。それぞれの展示物の持っている意味について、単なる展示物についての知識だけでなく、博物館展示の「もの」の見方についても述べたつもりです。また、館内の展示物のみならず、地域の歴史や自然環境についても、地域まるごと博物館の考え方で述べています。
目次
平和への祈り＝青い目の人形
「枡」から学ぶよりよい生き方
カラムシと、沼南町大井との関係
豆腐箱から見えるお豆腐パワー！
柳行李は、ミニ正倉院！
弁栄上人と沼南町
「火鉢（Ｈｉｂａｃｈｉ）」とは！
むかしの長机は、タイムマシーン？
石臼（Ｓｔｏｎｅ Ｍｉｌｌｓ）と粉体工学
鉛筆の秘密と無限の小宇宙〔ほか〕
著者等紹介
桐原総一［キリハラソウイチ］
本名金長信明。昭和２６年千葉県木更津市生まれ。昭和５１年国学院大学卒業。全日本博物館学会・日本ミュージアム研究会会員。現在千葉県沼南町立風早北部小学校教諭。「沼南町史研究」を中心に博物館関係の論文掲載
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