出版社内容情報
NHKなどテレビで話題の精神科医が、IT社会の中でスマホやインターネットに冒されている小中高生が、心身の健康を取り戻すために、我々大人は何をすればよいのか。
診療の現場の実例をあげながらわかりやすく解説する。
内容説明
子供の様子がおかしくなっている!寝つけない、朝起きるとイライラする、自分で自分が分からなくなる、不安がつきまとう、キレそうになる。未発達の脳に極度のストレスをかけるスマホ、インターネット。長期の使用による脳疲労からくる人酔い、めまい、うつ病…著者が語る警鐘と解決策。
目次
プロローグ 親がなぜ子供に殺されるのか
1章 いま、子供の心が危ない
2章 一〇歳から一一歳は脳の完成期。この時期が一生を左右する
3章 充分に睡眠がとれていれば不登校は八〇%なくなる
4章 大切な学童期にはワクワクする楽しいことをさせよう
5章 中学生、高校生が脳疲労で正体不明の症状を出している
6章 人酔い・気分障害・うつから子供の未来を救う
7章 子供の危機に早く気づくこと、親としてできること
8章 AIが一般家庭に入ってきたとき
9章 人は血の通ったものから伝わる暖かさを求めている
エピローグ 親子が寄り添うと、心と心がふれ合って大きな力になる
著者等紹介
浅川雅晴[アサカワマサハル]
昭和61年東海大学医学部を卒業、同大学病院精神科に入局。その後、平成6年に東京の江東区森下で心療内科・内科・精神科を開業。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。