出版社内容情報
稲盛和夫、宇野千代、大佛次郎 等々、数多くの著名人が絶賛した「天風哲学」を、中村天風の弟子だった著者がわかりやすく解説した。
中村天風 その珠玉の名言は、人生に大きく恵と幸せを与えてくれる。
「心の奴隷になるな、心の主人となれ」
「嘘でもいいから笑ってみな」
「神や仏というものは宇宙真理の代名詞」
内容説明
「ああそうだ」と気のついたときが、あなたのバースデーです。今こそ「天風哲学」が人生の荒波を乗り越え、飛躍する方法を教えてくれる。
目次
1 自分が運命の主役なのだ
2 笑顔をしてごらん。嘘でもいいから笑ってみるんだ
3 「ああ、そうだ」と気のついた時がスタート
4 仕事をするなら一流をめざせ、プロに徹せよ
5 心が体を動かしているのだ
6 あなたは一人ぼっちではないはず
7 家族とは、神が定めた修業の場
8 言葉によって心が生きる
9 時が来れば必ず道は開かれる
10 生きていることに感謝しよう
著者等紹介
清水榮一[シミズエイイチ]
神戸市出身。関西学院高等部、慶応義塾大学経済学部卒業後、1968年、産能大学経営管理研究所入職。その後、産能大学総合研究所主任研究員および同短期大学教授、並びに財団法人天風会専務理事を経て、山王総合経営研究所所長、聖琳会山王塾、心哲学会代表を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
12
再読。いつ読んでも心に響く内容。自分的には、定期的に読まなければ、絶対的積極的精神状態を保てない。非常に難しいことであるが、本当に誰でもできることなのである。人間にはそういうものが備わっているということを改めて感じることができる。書かれた時代は違うが現在においても役立つ考え方であり、普遍的なものの見方である。逆に時代が違いすぎるので、新鮮にも感じる部分がある。自分の置かれている立場により気づくポイントも変わってくる。これは人によっても違うのだろうと思う。読書の醍醐味的なところでもある。再読して良かった。2022/04/15