内容説明
土壌菌は大切な腸内細菌。大地からの贈り物。
目次
1章 私が出会ったこの細菌はすごい!
2章 この細菌とは一体何か
3章 細菌の歴史は三八億年前
4章 腸内細菌と土壌細菌は一緒!
5章 腸内細菌を殺す日本の食は安全ではない
6章 腸内細菌のバランスの乱れが病気をつくる
7章 細菌だらけが健康にいい!
8章 土壌細菌を飲み始めてどんどん改善したこと
9章 人は自然に学べ
著者等紹介
佐々木淳[ササキアツシ]
地方公務員、外資系パソコン会社を経て30歳でビデオ制作会社を立ち上げ、その後マルチメディアコンテンツ制作に移行。取材で細菌と出会い、その研究を始める。沖縄にバイオスフィア研究所を創設し、所長となる。土壌改良、農業、畜産で土作り、安心安全な畜産に取り組んでいる。ネパールの土壌改良のため、現地に土壌改良剤工場を建設中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Lara
87
ここ数年、腸内細菌の大切さを訴える本が多い。腸内細菌は、宿主のために棲みついて食べたものから、必要なアミノ酸、ビタミン、免疫刺激物を作っています。化学物質である、化学調味料、添加物、薬を取ることにより、腸内細菌が上手く働けなかったり、死んだりします。やっぱり、自然な食物を摂るに限りますね。そして、ちゃんと咀嚼すること。自然の動物は、細菌を減らす行為はしない、それは自分の生命の危機、子孫の生命の危機になるから。「様々な細菌がいると健康でいられる」そうなんです、共存していかねばなりません。2022/04/09
山下 賀久
1
ビデオ制作会社を設立し、その取材で土壌細菌と出会い、研究を始めた方が著者です。山の中など自然界に存在する土壌細菌にはタンパク質分解菌群、でんぷん分解菌群、油脂分解菌群、セルロース分解菌群の4つのコロニーがあるそうです実はおなかの中も同じで、これらの菌群がバランス良く存在すると、体調は良くなり、痔は治り、アレルギーも収まる。畑にまくと野菜は大きく泥もつかず実り、水槽に入れるとイワナも亀も長生きし、臭いがしなくなる。殺菌をするのではなく自然な菌群を大事にする必要があるのだと思いました。勉強になりました。2020/02/08
超新星
0
痔の原因が便が腐っていることによって起こるとは驚いた。日本の野菜は中国産より農薬まみれであることは薄々感じてはいたがショックだった。2020/07/06