目次
1章 いつも「今」に目を向けよう
2章 自分の心の動きを知る。意識を開発する
3章 心の奥の汚れを落とし、頭の中を入れかえよ
4章 ストレスから解放される天風流マインド・フルネス
5章 マインド・フルネス実践法
6章 人生をすべて思い通りにする天風先生の教え
7章 積極的精神養生法 正直に、親切に、愉快に
著者等紹介
伊藤豊[イトウユタカ]
千葉県茂原市出身。医家16代目。昭和52年聖マリアンナ医科大学卒業。千葉大学整形外科入局。沼津市立病院、富山赤十字病院、千葉県救急医療センター、川鉄千葉病院勤務。平成8年に茂原機能クリニック開設。整形外科、手の外科、マイクロサージェリー専門。医療法人天榮会茂原機能クリニック理事長・院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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九段下古本巡り
3
この手の本を最近読んでいるが、現役医師によるマインドフルネスの内容がまとまっていて、かつ実践的だった。禅語が各所に掲載されている。冷暖自知、休去、など印象に残った。DMNは一日の半分以上を心がさまよう事になり、80%も脳を使っている…疲れるはずである。瞑想によって脳を休ませてあげたい…好きな言葉実践したい言葉→どんな事があってもいい事だけを絶え間なく心に描き続ける事だ。難しいけど、これを一日のゴールにしてみよう。ただ変わってもいい、変わらなくてもいいの精神。禅問答が気を軽くしてくれる。自分に生きろですね。2024/03/14
yw_revolution
1
読んでる最中は『ドラゴンボール超』のウイスさんの声で脳内再生された。中村天風は新卒の最初の配属先で支店長に薦められて読んだことがあったが、その時は胡散臭さしか感じていなかった。今回はマインドフルネスの考えを仲立ちにして腹落としができた気がする。善悪や優劣の判断を頭で行い、悩みや苦しみの源泉とするのはやめにしよう。いや判断すること自体を、意識の表層では最小限にとどめ、なるべく潜在意識に委ねてしまうのだ。潜在意識へのインプットをどうするか。2021/06/26
ukifune
0
医師が書いた点で読んでみようと手にした。医学的アプローチは想像してたより少なく、禅からの視点が多分にあった。突拍子もないことは特になく導入から実践方法まで分かりやすく読めた。このマインド・フルネスに取り組みたい。2019/04/19