内容説明
貧しい漁師の家に生まれた少年は、単身、未知の国アメリカにわたりました。そして、船長はじめ多くのアメリカ市民の善意と愛情に支えられ、自主独立と自由の大切さを学び、民主・平等社会で貴重な体験をし、高等数学・航海術等を学んだ青春時代がありました。そして、万次郎は鎖国下の日本へ命がけの帰国をします。そこで伝えたかったこととは…。
著者等紹介
中濱武彦[ナカハマタケヒコ]
作家。日本ペンクラブ・鎌倉ペンクラブ会員。日本海事史学会員。1940年兵庫県西宮市生まれ。神奈川県鎌倉市育ち。中濱万次郎(ジョン万次郎)直系の曾孫(4代目。万次郎の三男・慶三郎(海軍主計大監)の孫)。東京ガス(株)を退職後、執筆活動に入る。講演・イベント・執筆に活躍中。世界45ヵ国以上を旅行し、旅のエッセイ等を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hirolele
1
ジョン万次郎について、曾孫にあたる著者がていねいに語っている。若い頃の話も詳しく語られていて、とても面白かった。 2018/05/09
Masahiro Kameda
0
大河ドラマもあり、以前から気になっていたジョン万次郎。たまたま書店で見つけたので購入。 この本で万次郎がどんな生涯をおくったかが、大方分かると思う。個人的に想像していた以上に波乱万丈の人生で、また世界への足かがりを模索していたんだと思う。2018/09/30
コウヘイ
0
読みやすくていい本だった。 ジョン万次郎については名前くらいしか知らなかったが彼について詳しくしれた。 読んでいて幕末に活躍した人達について知りたくなった。2018/05/02
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- 和書
- わたし、わかんない