内容説明
豪快かつ人間味あふれる説法で話題の名物和尚が説く、「ラクに生きるためのヒント」
目次
1章 何ものにも、しばられることはない
2章 力を抜く、もっと抜く
3章 裸になって自分の仏に戻ればいい
4章 死ぬも生きるも同じこと
5章 どの人間も知恵そのものだ
6章 その場に体をもっていけばああもできる、こうもできる
7章 世の中、愉快で愉快でたまらぬぞ
著者等紹介
尾関宗園[オゼキソウエン]
臨済宗大徳寺派大徳寺頭塔大仙院閑栖(元住職)。1932年奈良生まれ。奈良教育大学卒業。1965年に33歳の若さで大仙院の住職となり、2007年からは閑栖(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tommy
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「空である」という言葉がよく出てくる。しばられずに、こだわらずに生きること。そうすれば愉しいことばかりの世界であること。積極と受け身、遊びと真剣の間を自由自在に生きること。こうしなければならないという考えに囚われると自然ではなくなる。それは誰のため?なんのため?結局誰のためにもならない。結局は、目の前のことに一生懸命に取り組むこと。見返りを求めずに、自分にできることを考え取り組むことで、自分事になる。それだけでありがたいことである。責任を持たずに、何も考えずに受け身に偏っていた自分に気づけた。2021/09/28