目次
はじめに―地球が喜ぶスーパーSDGsな洋上風力づくり
第1章 洋上風力発電との出会い
第2章 海の破壊者、海に感謝する
第3章 洋上風力発電の先進地・ヨーロッパの海
第4章 日本の海の現状
第5章 日本の海でどのような洋上風力発電をつくったらよいか
第6章 漁業や地域と共存共栄する洋上風力発電づくり
第7章 地球が喜ぶ洋上風力発電を目指して
著者等紹介
渋谷正信[シブヤマサノブ]
SDI渋谷潜水グループ代表。1974年プロのダイバーを養成する海洋開発技術学校深海潜水科入学。卒業後、潜水士として世界各地の海洋工事に携わり、潜水時間は3万8千時間を超える。東京湾アクアライン建設や羽田空港拡張工事など数多くの海中構造物の水中工事を手掛けてきたスペシャリスト。株式会社渋谷潜水工業代表取締役。一般社団法人海洋エネルギー漁業共生センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
46
図書館本。風力発電について学びたく読了。海洋資源保護の観点で日本の海の現状とこれからに着目しつつ、そんな中での洋上風力発電について知る事ができます。2021/09/25
ポタオ
7
意外にも風力発電は海中を豊かにしてるんだなぁと2023/07/08
いくら丼
7
とても良い本だった。疑問に苛まれしんどい中でも、疑問を手放さないまま家族のために仕事を続けた著者は凄いし、だからこそ転換を迎えたと思うとそれも凄い。カラー写真で海中の様子がわかるのも、ビジュアル面での説得力を与えてくれる。ただ、7章の結論には思うところがある。「人間の都合」って言い回しは、都合が良すぎないか。海が荒れて困る漁業者も人間だ。漁業者の都合に逆行するのは「人間都合」だろうか? 個人の都合や業界の都合、と言ってしまう方が正直だ。そもそも本当に人間の都合を考えるなら、海が荒れて困らないはずもない。2023/04/24
Nobu A
5
渋谷正信著書初読。21年刊行。「何じゃあこれは?」と言うのが脊髄反射的読後感。筆者に何の恨みもないが、はっきり言ってタイトルの「洋上風力発電」のことは何一つ知らないと文中から解る。加えて出版に当たり、何一つ調べていない。例えば「五島の漁業協調・共生策モデルづくりの担当アドバイザーに就任。恐らく日本で初めての実証モデル」ってそんなの調べろよ。また「モナコ公園に招待され基調公演を行い、拍手喝采」って何がそうだったか詳述したら。紙面の半分位自身も含む無駄な写真ばかり。データに基づいた情報は粗皆無。至極駄本。2024/02/26